過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/26(日) 11:02:20.78 ID:iNmol0qk0
四人の笑いは止まらず、レッドは顔色まで真っ赤になってくる。

「く、くそう……! 貴様ら、聞いて驚け! 俺はレベル3の発火能力者、レッドだ!」

「ふん、我はレベル3の風力使い、グリーン」

「ククク、ワタシはレベル3の電撃使い、イエロー」

「どうだ! 俺たち三人のコンビネーションの前に敵はない!」

レベル3は学園都市の中では優秀な部類であり、見た目はどうあれレベル3の三人組とあらば普通は恐怖の対象になるだろう。
しかし、レベル4がごろごろいる集団にとっては笑いを誘うものでしかなかった。

「あ〜笑いがとまんね〜! こりゃたいしたことなさそうだな。
よ〜し、大砲の澪と回復役のムギは下がっててくれ。唯、あたしらでちゃちゃっと片付けちゃおうぜ」

「了解ですりっちゃん隊長! ついにギー太もデビューだね!」

まかせたぞ、と言い残し澪と紬は廃ビルの向かいの建物の下まで下がる。
律と唯がまだ笑いながらも臨戦態勢に入る。

レッドは完全に頭に血が上っているが、グリーンとイエローは余裕の表情だった。

「ふん、バカにしていられるのも今のうちだ。イエロー、あれを」

「ククク、了解。さあ、さっそくですが死んでもらいましょう。油断大敵、ってところですかね」

イエローは右手を律の方へとかかげ、電撃を放つ。
律は余裕でその電撃をかわす……はずだった。
しかし、電撃は律の頭上を越え、向かいの建物の屋上付近に直撃し、そこにあった何かが爆発した。


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