過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/26(日) 11:20:14.82 ID:iNmol0qk0
両者決め手のない戦闘を眺めながら、律はあることに気づく。

「さっきから平沢、平沢って、唯の苗字か? ということは唯のフルネームは平沢唯……なーんかどっかで聞いたことあるような」

「「!!」」

その言葉に澪と紬が反応する。

「ん? どうした澪、知ってるのか?」

「……いや、唯じゃないけど、似た名前なら……知ってるだろ?
――学園都市第六位、平沢憂」

「あ、そうそうそれ! 一文字違いか〜似てるな」

「いや……まあ、そうなんだけど」

澪は唯の寝言に出てくる「うい」という人物のことを思い出していた。

(まさか……唯と第六位は)

「みんな、これを見て」

紬が携帯電話の画面を見せる。そこには、唯とそっくりな人物の顔写真。
画面の下には、「学園都市第六位 平沢憂」と表示されている。澪の予想は的中していた。

「うそっ、唯じゃん!? ん、いや、姉妹か?」

「やっぱりか……律、唯は第六位の姉妹で間違いないと思う。中学三年って書いてあるから、唯が姉か」

「まじかよ……いや待て、本人が化けてるって可能性はないか? 唯の能力ってわけわかんないし、レベル5ならありえるんじゃね?」

「ううん、うちのグループで第六位の動向はつかんでいるけど、普通に中学校に通っているわ。同一人物ってことはないと思う」

「っちゅーことは姉は暗部、妹は表でしかもレベル5……こりゃ〜厄介だな、いろいろ」

「唯が寝言で言ってたんだ、『うい』って……あれは間違いなく、第六位のことだろうな。
唯とあの男の会話からすると、唯はあの男に暗部に引き込まれて妹と生き別れになったってことか……」


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