13: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2011/06/28(火) 01:42:05.27 ID:LLBnE/Teo
しかし、男は構わず話を続ける
「あれは、私が小学校5年生の時のことでした。現在は2010年ですから……そうですね、もう10年前になります。
私の主観時間ではもう36年も前のことですが……。
当時私は所謂"落ちこぼれ"と呼ばれる子供でした。
運動神経も悪く、勉強も出来ず人に自慢できることと言えば、あやとりと射的の腕ぐらいしかなかった……。
そんな私の元に未来から一人……いや一台のロボットが訪ねてきました。
彼は自分のことを"ドラえもん"と名乗りました。」
「ドラえもん……？」
「ええ、彼は"僕は子育てロボットだ"と言いました。
そして私の未来を変えるために22世紀から来たのだと。」
「未来を……変える……！？」
それはまさに岡部自身がしようとして、何度も努力し失敗していることだった
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