過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたらしい」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2011/07/24(日) 19:41:01.57 ID:bPJeUIA4o
女戦士「じゃぁお前が商人の荷物をもってやれ。そうすれば商人が背負えるようになる。」
1108「かばんが棘で串刺しになるぞ。」
女戦士「全部もつ必要はねぇよ。テント部分を持ってくれればそこに座れる。」
1108「・・・わぁったよ。そんくらいならもっても大丈夫そうだ。」
女商人「す、すいませんね。よろしくお願いします。」
1108「俺より背が小さいのによくそんなでかい荷物が運べるな。」
女僧侶「荷物はたくさん持てませんと商人じゃないですよ。」
女商人「そうなんですよ。商人は足が最大の財産ですから。」
1108「ふーん。」
女魔法「ねぇ、お昼ごはんは?」
女僧侶「歩きながら食べてしまいましょう。このペースで歩けば夜歩かなくとも2日ほどで村につけるはずです。」
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日暮れ
女戦士「はー。もう夜だな。そろそろ宿営準備するか。」
女僧侶「そうですね、夜は歩かないほうが無難です。」
1108「あーだりぃ。テントは張るのか?」
女商人「張りますよ。さ、ひとなちゃん下りてください。」
女戦士「ひとむも下りろ。」
女魔法「森の中は風が無かったけど、これくらい広い平原だと寒い。」
1108「張らなきゃ死ぬってか。俺は全然寒くねぇけどな。」
女戦士「トカゲの癖に体温下がらないんだな。」
女魔法「熱属性付きの高次魔物の特徴。自分の体温は常に一定。」
1108「これがただのリザードだったら今がたがた震えてるってわけだな。イヤー便利な体だ。」
女商人「テントください。」
1108「ほらよ。」
女戦士「・・・お前は改造された事を苦にしないんだな?」
1108「あー言ってなかったか?俺はもともと孤児だ。死に掛けを拾われたんだ。」
1108「人間に未練もないし、便利なもんは便利だ。それだけだ。」
1108「お前らだってひとむたちのインキュバスの能力を存分に利用してるじゃねぇか。それと一緒だ。」
商人「あー!テントに穴が!!」
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