過去ログ - 杏子「あたしの恋はベリーハード」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/06/30(木) 20:39:40.31 ID:pd9i2CU5o
「志筑さんは、本当に腹パンで他人をイジメるのが好きだよねえ…」
息が詰まって絶命の予感すら覚えているほむらの必死とは裏腹に、のんびりとした口調で上条が喋っている。
「何も知らない動物並の男の子達は、すぐにおっぱいとかお尻に眼をやりがちですが――」
志筑が演説をぶち始めた辺りで、ようやくほむらの体が呼吸の仕方を思い出した。
一度遠ざかりかけた命を引き寄せるように、ほむらはゼエゼエと一生懸命呼吸をし続けている。
「本当に気持ちの良い感触を得られる部分は――」
溢れる涙をまぶたの外に追いやったとき、視界の中の志筑の顔がまた力を溜めて引き締まり、それを見たほむらの背筋が冷えた。
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