24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/07/01(金) 14:00:42.68 ID:5Ug8BclXo
ありゃ、sageても駄目なのか
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/07/01(金) 14:04:52.94 ID:5Ug8BclXo
勇者「でだ。毒の魔法なんだけど」
勇者「これは酸の魔法なんかよりえげつなかった」
勇者「王様も姫様も、ここに集まったえらーい人たちも知らないかもしれないけれど、魔物だって集落みたいなものを作ってるんだ」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2011/07/01(金) 14:04:55.43 ID:Rql6aMhno
sagaだな
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/07/01(金) 14:25:11.48 ID:5Ug8BclXo
勇者「魔法使いは、そんな集落で毒の魔法を使った」
勇者「正確には、集落の近くの河や、集落の中にある井戸水に」
勇者「当然、阿鼻叫喚の地獄絵図ですよ」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/07/01(金) 14:27:56.31 ID:5Ug8BclXo
勇者「おっと、話が逸れた。駄目だね、思い出を話すと、紐づいて色んな思い出が溢れてくる」
勇者「でだ、集落での魔法使いは、お嬢様だとは思えない顔でゲタゲタ笑ってた」
勇者「とっくに狂ってたんだ」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/07/01(金) 14:29:51.20 ID:5Ug8BclXo
勇者「どこまでも下へ続いてるような崖があってね。その場所を渡ると魔王の城までもう少しって場所だ」
勇者「そこでキャンプをしていたら、テントの外で魔法使いがキャーキャー叫んでた」
勇者「狂ったような声じゃなくてさ、歳相応の女の子が、綺麗な服を見て騒ぐような、あの暖かい感じで」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/07/01(金) 14:31:44.63 ID:5Ug8BclXo
勇者「崖の前に、魔法使いの杖と、これが置いてあった」
姫様「羊皮紙……まさか、遺書……?」
勇者「なのかなー?」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/07/01(金) 14:35:46.39 ID:5Ug8BclXo
勇者「まずその手紙、魔法使いの意思か意思じゃないのかわからんが、最初はとんでもない呪いがかかってた」
勇者「俺でも近くにいるだけで意識がゴリゴリ削られるようなシロモノでさー。弱い人間や魔物なら、近くによっただけで死んじゃったんじゃないかな」
勇者「んで、僧侶が必死になって呪いを解いたんだ」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/07/01(金) 14:44:24.47 ID:5Ug8BclXo
勇者「僧侶の死因については少し特殊なんで、問題は無しで。残念だけど勇者マークは諦めてね」
王様「…………」
姫様「…………」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/01(金) 14:45:03.86 ID:Eb2j/4kDO
sageでなくてsagaね。sag"a"
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/07/01(金) 14:49:27.58 ID:5Ug8BclXo
勇者「…………」スー……プハー……
王様「あの……勇者様、もしやその葉巻は……」
勇者「あー、うん。普通の葉巻じゃない。強い薬草と毒消し草を巻いて、煮詰めた聖水を染みこませた特別品」
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