過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」2
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(千葉県)
[saga]
2011/07/02(土) 00:22:09.65 ID:4jjVYGHho
12月8日。
早朝、一方通行は身を刺すような寒さで目を覚ました。
ここは雑居ビルを借りて作った拠点の一つであり、寝られてチョーカーの充電ができればいいというような粗末な作りだった。
自分で暖房器具を運びこむのは面倒だし、業者に運ばせるのはもってのほか。寒さなど毛布でも被ればしのげるだろう。
そう考えたのが間違いだった。
「雪、か」
ロシアの大雪原ほどではないにせよ、雪が降れば当然気温は下がる。
能力を常時展開できなくなった今、考慮しておく必要があったかもしれない。
「……寒ィな。コンビニで朝飯とコーヒーでも買うか」
冷えて強張った体を起こし、財布や携帯を身につける。
その時、彼の携帯電話が鳴った。
打ち止めか、番外個体か、はたまた黄泉川や芳川か。あるいは冥土帰しか。
彼の新しい携帯電話の番号を知っているのはそれくらいだ。
大方、雪にはしゃいだ打ち止めあたりがかけてきたのだろう。
そう思い受話器に耳をあてるが、相手は予想を裏切る人物だった。
『よう一方通行、元気にしてるかにゃー?』
「……土御門か」
"グループ"の元同僚、土御門元春だった。
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