過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」2
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/07/02(土) 00:22:45.64 ID:4jjVYGHho

「どォやって俺の電話番号を割り出した?」

『おやおや、"グループ"の諜報班がそれなりに優秀だってことを、もう忘れちまったようだな?』

「……チッ」

通信を傍受されたか、あるいは通話記録を探られたか。
いずれにしろ暗部組織にとってそう難しいことではない。

『一端覧祭は楽しんだかにゃー?』

「ンなもン興味ねェよ。用件はなンだ」

『つれないねぇ。世間話を楽しむのも、世渡りの術の一つだぜぃ?』

わざとらしいため息が、電話越しに聞こえてくる。

『会って話がしたい』

「用件を話せ。話はそれからだ」

『電話では話せない。傍受される可能性があるからな』

用件の内容はアレイスターへの反逆に近いものなのか、それとも上層部に近い"闇"を相手取るものなのか。
そのどちらにせよ、今の一方通行の目的に合致する可能性は低い。

だが、以前拾った土御門元春の生体情報を使ったプロテクトをかけられた妙なチップのことがある。
会って有益な情報を得られればよし、でなければ彼の生体情報を力づくでも手に入れるまで。
そう言えば、求められた認証は虹彩と指紋だったか。

「……場所はコッチで指定させてもらう。文句はねェな?」

『構わんぜよ』

相手は集団、こちらは個人だ。
いざという時守るべき者たちを守るならば、出来る限り近くにおいておきたい。
今日は一端覧祭の終了翌日であり、"彼女"に出くわす可能性も低いだろう。

そう考えたのが、運のツキだった。



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