過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」2
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◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/03/10(土) 04:30:39.49 ID:fiKeJx/Ho
「えっ」
美琴のそんな小さな呟き声が、やたらと鮮明に聞こえた。
悲鳴を上げながら白井は必死に手を伸ばし、美琴もそれを掴もうとする。
だがそれは叶わずに2人の指は互いをすり抜け、美琴は重力に引かれ落下を始める。
白井が次に考えたのは彼女の能力によって落下する2人に追いつくこと。
しかし白井と美琴に重装備をした『第三次製造計画』を加えると、彼女が転移出来る最大重量は確実に超えてしまう。
それが故に一瞬躊躇した。してしまった。
その間に美琴と『第三次』の2人は漆黒の闇の中へと姿を消した。
美琴なら、レベル5の彼女なら自力で何とかしてくれるだろう。
白井はそう強く祈り、闇の中を覗き込む。
だが、
まるで、強固な地面かなにかに。
液体を大量に詰め込んだ重い物体を。
高い所から思い切り叩きつけたかのような。
ダアァァァン!!という湿った音が、空間に響き渡る。
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