過去ログ - 唯「もっぷ!」 -SS速報VIP

過去ログ - 唯「もっぷ!」

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29:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:32:09.44 ID:6JgLuf1Qo
憂は言葉が出なかった。
目の前に広がる惨状。
安らかな生活をすべて破壊した池沼。
その池沼が自身の姉であるということ。
涙が溢れてとまらなかった。

30:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:32:51.37 ID:6JgLuf1Qo
肘打ち両手突き手刀貫手左上段順突き右中段掌底…
ﾄﾞｶﾞｯﾎﾞｸﾞｺﾞｯﾄﾞｽｯｶﾞｯﾄﾞｸﾞｩﾊﾟﾝｶﾞｯ

左下段前蹴り右背足蹴り上げ右中段前蹴り…
ﾄﾞｶﾞｯﾎﾞｸﾞｺﾞｯﾄﾞｽｯｶﾞｯﾄﾞｸﾞｩﾊﾟﾝｶﾞｯ

31:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:33:23.40 ID:6JgLuf1Qo
気がつくと、肉塊と化した唯がリビングに転がり、憂がそれを冷酷に見下ろしていた。

憂「フー、フー、今日はこれくらいにしたるわ」

ﾄﾞｶﾞｯ

32:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:35:03.01 ID:6JgLuf1Qo
・しゃしん!

その後、憂は泣きながら池沼が破壊したリビングを片付け、掃除した。
ガラスの破片が部屋中に散らばっていたし、唯が漏らしたウンチもあちこちに落ちていた。
なぜ私だけがこんな目に遭わなくてはいけないのか。私の人生はいったいなんなのだろうか。

33:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:35:30.19 ID:6JgLuf1Qo
・もっぷ!

憂がリビングを片付け、掃除を終えると、もう夜になっていた。
片付けたと言っても、破壊された装飾品やテレビなどは撤去してしまったし、割れたガラス戸や破れたソファーなどは明日にならないと業者が来ないのでそのままだったが、半日であの惨状をここまで綺麗に回復させた憂の手腕には、素直に感嘆するしかない。

34:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:36:08.50 ID:6JgLuf1Qo
ｶﾞﾁｬ

憂「おかえり、純ちゃん!」

純「あれ、私が旅行に行ってたって知ってたの?」

35:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:37:15.39 ID:6JgLuf1Qo
憂「立ち話もなんだから上がってよ!」

純「あー、ありがたいけど、これから梓の家にも行かなきゃいけないし」

憂「あれ?」

36:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:37:48.34 ID:6JgLuf1Qo
唯「ぅ～い(~q~)」

純「ぎゃっ」

振り向くと、背後に唯の巨体が迫っていた。

37:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:39:29.07 ID:6JgLuf1Qo
唯「もっぷさんでつ!!!!!(^q^)/」

唯が突然、奇声を発した。

純「え、ええ!?」

38:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:40:01.88 ID:6JgLuf1Qo
純が泣きながら訴えても、唯は耳を貸さない。池沼である唯が見ているのはあくまでモップであって、純本人を認識することができないのだ。
純は必死に唯から逃れようとする。

唯「あ～う!もっぷさんあばれるだめ～わるいこ!だめ~(`q´)」

39:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:40:50.64 ID:6JgLuf1Qo
ﾄﾀﾄﾀﾄﾀ

憂「純ちゃんおまたせ～…え?」

2階から降りてきた憂は、目の前に広がる光景に目を疑った。

40:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:41:23.85 ID:6JgLuf1Qo
憂は鬼になった。
ヤクザキックで唯の鼻をつぶし、馬乗りになり、無心で何度も拳を振り下ろす。頭だろうと腹だろうと、お構いなしだ。
潰れた鼻から噴水のように鼻血を撒き散らしながら、唯の意識は無くなっていった。

どれだけの時間が経っただろうか。自分の手も動かなくなるまで殴り続けた憂は、やっと我に返り、あたりを見渡した。

41:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:43:08.08 ID:6JgLuf1Qo
・えぴろーぐ!

こんにちは!梓です。今日はあれからあったことをちょっぴりお話します!

あの夜、純がいつまで経っても来ないので電話すると、純のお母さんが出て、彼女が病院に運ばれたことを告げられました。

42:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:43:52.47 ID:6JgLuf1Qo
梓「憂!?」

廊下で憂が泣きじゃくっていました。私はそこで最悪の展開を予想してしまいました。
そして病室に入ると、そこには頭に包帯を巻いた純がいました。目を覚まして上半身を起こしているので、命に関わるようなことではないとすぐわかりました。だけどいくら呼びかけても返事がありません。
その時、憂が私の後ろから泣きながら入ってきて、何が起こったかを話してくれました。池沼がすべて破壊してしまったことを。

43:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:44:18.80 ID:6JgLuf1Qo
3日後、平沢家の豚小屋は完成し、唯先輩はそこに隔離されました。
だけど何度も脱走しようとするので、憂は唯先輩の手足を潰しました。歩くことができなくなった唯先輩は、脱走をあきらめたようです。手も使えないので、動く時は転がるか、芋虫のような気持ちの悪い動きしかできなくなりましたが、元々怠惰だったので、そのうちほとんど動くことをやめました。

1週間ほど経って、平沢家の近所から豚の鳴き声がうるさいと苦情が出始めました。
憂に褒めてもらってアイスをもらおうと企み、夜通しうんたん♪をやっているそうです。池沼なので、憂が何度お仕置きをしても、数時間後にはそのことをすっかり忘れ、再びうんたん♪を始めるのです。

44:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:44:59.78 ID:6JgLuf1Qo
夏休み、帰省した律先輩が、間違ってドラムのスティックで唯先輩の目を潰してしまいました。

生物の機能をほとんど失った唯先輩。
一度、アイスの実を与えながら憂に聞いたことがあります。

45:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:45:25.45 ID:6JgLuf1Qo
そして2月。
私と憂は、そろって澪先輩たちのいるN女子大を受験し、合格しました。

憂と2人で合格発表を見に行った日のことです。
朝、私が平沢家を訪ねると、豚小屋で唯先輩がぐったりしていました。世間では豚インフルエンザが流行っていたので、きっと感染したのでしょう。

46:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:46:21.51 ID:6JgLuf1Qo
唯先輩の死を、僅かながら関係のあった人達に伝えると
軽音部の先輩たちは笑ってくれました。
純は大爆笑していました。
とみおばあちゃんは「おや、唯ちゃん死んじゃったの!」といいながら微笑んでいました。

47:6JgLuf1Q0
2011/07/03(日) 15:47:11.34 ID:6JgLuf1Qo
暖かい陽気に包まれた3月の終わり、私はむったんを背負い、憂を迎えに行きました。今日から、澪先輩達のいる大学の寮に入るのです。

梓「憂ー!はやく出ないと電車に間に合わないよー」
憂「ごめーん!戸締まり確認してたらおそくなっちゃった!」

48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2011/07/04(月) 03:12:37.97 ID:nxq1r6Y+o
VIPでやれ

49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/05(火) 05:48:28.71 ID:3daiHBsDO
池沼スレから出てくんなよ

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