1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/03(日) 16:47:04.81 ID:chgbxTd/0
即答した。
考えるまでもない。
狂っていようが、壊れていようが、終わっていようが……どんな妹であれ、
妹なんだから。
妹を愛すのに、理由は要らない。
「ふ〜〜〜ん、そっか」
妹はボクの返答にウンウンと、軽く首を縦に振りながら頷くと、嬉しそうにはにかむ。
はにかんで、そして……
「じゃあ明日!あたしと一緒に人を殺してくれないかな?」
と、まるでショッピングにでも誘うような口調でボクを口説きながら、笑顔で振り向いた。
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/03(日) 16:48:23.93 ID:chgbxTd/0
本来なら、ここでボクは妹を叱らなければいけなかったのかもしれない。
いやそれ以前に、もっと面喰った顔をしながら
「なんて事言ってるんだ?」「本気か?」「冗談だろ」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/03(日) 16:49:14.05 ID:chgbxTd/0
翌日
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/03(日) 16:57:09.48 ID:chgbxTd/0
「もしも〜〜〜し!起きてますかぁ?」
なんてそんな至極どうでもいい事を考えていると、妹が部屋のドアを蹴破って
入ってきた。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/03(日) 17:04:23.46 ID:chgbxTd/0
「あ、コレ?」
そんなボクの視線を感じ取ったか妹は手元の包丁を見ながら答える。
「コレね、朝ごはんの準備してたから」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/03(日) 17:27:24.67 ID:chgbxTd/0
「……で、もしかしてもう出かけるのか?」
妹の張り切り具合を目の当たりにして、ボクは尋ねる。
きっとコレを聞かなきゃ始まらんのだろう。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 17:30:44.31 ID:OWmsVFOD0
ドキドキ
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/07/03(日) 17:42:52.78 ID:D9lwLVyqo
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