73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/10(日) 15:50:39.75 ID:aP7/pQOe0
シャワ〜〜〜〜♪
はて、シャワーを浴びているときの擬音はこれで正解だったかと首を唸りながら、
ボクは現在、脱衣所にバスタオルと着替えを運んでいる。
お姫様がシャワーを御所望されたからだ。
まあ、ボクと出会う前まで彼女はランニングしていた訳だし、暑くて汗もかいて
いるから水浴びしたいというのは分からんでもないが。
「……でも普通、4年振りに再開した同級生の家に突然上がりこんで、シャワー
借りるかな?」
ボクは風呂場の艶めかしいシルエットに向かって、聞こえない程度の小声で囁いた。
「なにか言った?」
シルエットが反応する。……どんな地獄耳だよ。
「うんにゃ、それより湯加減はいかがです、お姫様?」
「うむ! 悪うはないぞよ♪」
ノリノリである。とてもさっきまで、人の死体を見て落ち込んでいた人間とは思えない。
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