175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/04(月) 00:24:22.54 ID:scvwc1Q4o
久しぶりにあったからなのか、緊張して声が出ない。
何か言いたいんだけど、頭の中が真っ白でどうしたらいいか分からない。
高校の頃みたいに抱きついてきてくれればまだ話題を作り出せそうなんだけど、抱きついてはこなかった。
やっぱ大学に行って大人になっちゃったのかなぁ。
とにかく今は気まずい空気になってた、この状況をどうにかしなきゃいけない……
梓『それじゃあ……私行きますね』
私は踵を返して帰ろうとしてしまう。
こんなんじゃダメだ私は……!
あんなに会いたかったくせに、このまま帰っちゃうの?
本当にそれでいいの?
唯『あっ!ちょっ……ちょっと待って!』
唯『あ、あのね!今度の日曜空いてないかな?』
梓『え?』
唯『その……遊びに行かない?今回は2人でさ』
びっくりした。まさか唯先輩の方から誘ってくれるだなんて。
内心とても嬉しかった。でも唯先輩に気取られたくなかったから私は振り向く事をしないで、唯先輩に見られないようにこっそり微笑んだんだ。
梓『……勿論いいですよ』
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