24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:57:34.76 ID:NzZfbvjxo
憂が指し示した方向を見た私は我が目を疑って、まるで一瞬時間が停止したような衝撃を受ける。
扉の前に付いている5段程度の小さい階段、そこにいつの間に現れたのか1人の女の子が体育座りで座っていた。
赤いキャミソール、白いスカート……そして特徴的な長い黒髪のツインテール……間違いないよ、忘れる筈がないその見慣れた姿。
憂「あ、あずさ……ちゃん?」
唯「あずにゃん……なの?」
憂「本当に……本当に帰ってきてくれたんだ……梓ちゃん」
私達は雨に濡れるのもお構いなしに大急ぎであずにゃんの元へと駆け寄った。
憂「梓ちゃん!」
憂がそう呼びかけるとあさっての方向を向いていたあずにゃんの視線が私達姉妹の方へ向いた。
だけどその顔は何か鳩が豆鉄砲を食らったような、そんな表情だった。
唯「あずにゃん!本当にあずにゃんなの!?」
私も嬉しすぎて半ば錯乱状態でそう話しかける、だけどあずにゃんの反応はあまりにも予想外なものだった。
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