29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:02:18.23 ID:NzZfbvjxo
私は憂に促されて隣の部屋に連れてこられ憂の手によってドアがしっかりと閉められる。
きっとあずにゃんに聞かれたくない話なんだろう、憂が何を言いたいのかは私にも大体わかる。
憂「お姉ちゃん、これからの事なんだけどね。梓ちゃんの事、他の人達にはどう報告するの?」
唯「いきなりこんな話してもみんな冗談だと思って信じてくれないよぉ」
憂「でも、梅雨が来たら梓ちゃんが戻ってくるって話みんな知ってるからそうとも言えないかもしれないよ?」
唯「そうだね、とにかく日を選んでみんなに話してみるね。みんなだってあずにゃんに会いたいかもだし」
憂「分かった。あとそれとね、今の梓ちゃん何も覚えてないみたいだよね。私の事もお姉ちゃんの事も、軽音部の皆さんの事も。そして自分が一度死んでしまったことも」
唯「どうしてなんだろう……憂は何か心当たりある?」
憂「私にだってそんなの分かんないよぅ!」
唯「……私との今までのこと、全部忘れちゃったんだよね」
憂「……多分、ね」
唯「ならさ、記憶がないならまた今日から好きになってもらえればいいんだよ!憂の事も私の事もね」
憂「うん、そうだよね!」
唯「あと考えたんだけど、あずにゃんには自分が死んじゃった事をさ、内緒にしておこう?」
憂「それがいいかもね、混乱させちゃいけないし」
唯「じゃ、戻ろっか」
憂「うん」
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