33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:07:34.35 ID:NzZfbvjxo
梓「それじゃあ私、記憶がなくなる前はここに住んでたんですよね?」
唯「そだよー」
憂「うんうん、この家でお姉ちゃんと梓ちゃんは2人で住んでたんだよ?」
梓「私は……中野梓。あなたの後輩であり憂の友達……」
唯「うんうん!」
梓「1つ聞いていいですか?」
唯「何かな何かな?」
梓「この部屋、すっごい散らかってるんですけど……私ってこんなだらしない人間だったんですか?」
そう言われて周りを見渡すとゴミやら服やら色んな小物やらが無造作に散乱していた。
そういや前に憂が掃除してくれた時から結構日が経ってるもんね。
あずにゃんがいなくなってからの私ってこんな自堕落な生活してたんだ……
憂「あ……こ、これはね!梓ちゃんはとても几帳面で綺麗好きな子だよ?ただ最近病気がちで寝込んでることが多かったからさ、あんまり掃除が行き届いてなかったんだよ」
梓「……そんなもんなんですか……それにしても酷いですよね、これは……」
あずにゃんに色々と説明をしている内にあっという間に日が暮れてしまった。
そしてその夜――
あずにゃんは今日1日色々あって疲れたようで早々に床に就いて今はぐっすり熟睡中。
そんな寝室の隣で私と憂は余っていた缶ビール一献傾けながら会話をしている最中だ。
憂「今日は色々ありすぎた1日だったよね」
唯「そうだよねぇ。それにしてもホントにあずにゃんが戻ってきてくれるなんてね」
憂「実際に起きてみると本当に信じられないよ、これ夢なんじゃないかなって思っちゃったりするんだ」
唯「だよねー、まさか幽霊……な訳ないよね?」
憂「まさか……ちゃんと足付いてたし生きてる人間の感触がしたよ」
憂「梓ちゃんは今どこに?」
唯「私のベッドに寝かせてあげてるよ。元々あずにゃんと2人で寝るために用意したダブルベッドだし丁度いいからねぇ」
憂「そうなんだ、それじゃあ私もそろそろ寝るね、なんか眠くなってきちゃった」
唯「それじゃそろそろ寝よっか」
憂「おやすみお姉ちゃん」
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