過去ログ - 少女「エーテル病になった……」【Elona】
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/04(月) 01:07:27.20 ID:SXnxgJxF0
=雪原=

少女「はっ……はっ……!」

街道から少し外れた場所を一人の少女が駆けていた。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/04(月) 01:08:26.23 ID:SXnxgJxF0
盗賊達は馬上でにやにやと酷薄な笑みを浮かべ、
逃げ惑う少女を嬲るようにわざとゆっくりとした速度で追い立てている。

逃げ切れないと知りつつ懸命に逃げ続けていた少女にも、ついに限界が訪れたらしい。
もはや歩くのと変わらぬ速度となり、いつ倒れてもおかしくない。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/04(月) 01:10:12.48 ID:aBhrYUcQ0
…本当に始めてしまったのか?


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/04(月) 01:12:45.64 ID:SXnxgJxF0
杖先から飛び出した"何か"に絡め取られ、少女は力無く雪原へ倒れ込む。
少女が弱々しくもがく度に、それはねばねばと彼女に絡み付く。
その様子はまるで蜘蛛の糸に絡め取られた蝶のようであった。

男は杖を懐に仕舞うと馬から降り、うずくまる少女へゆっくりと歩を進める。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/04(月) 01:16:02.89 ID:SXnxgJxF0
盗賊「お頭ァ、こいつァ中々の別嬪ですぜ」

頭「バァーカ、ローランなんざどいつもおんなじ顔だろうが」

男が言った頓珍漢な感想に仲間の盗賊たちが爆笑する。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/04(月) 01:24:33.96 ID:0bYDrqnFo
支援するよ(ニヤリ


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/04(月) 01:25:12.77 ID:SXnxgJxF0
盗賊「チッ、暴れんな欝倒しい」

今までぐったりとしていた彼女の何処にそんな力が残っていたのか、渾身の力で暴れる少女に男は酷く手間取った。
中々進展しない状況に男は苛立ち、周囲からは野次が飛ぶ。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/04(月) 01:32:01.27 ID:3h8QNZkHo
あなたの背中に羽が生えた支援


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/04(月) 01:32:16.06 ID:SXnxgJxF0



頭「―――エーテル病かッ!」

以下略



11:微調整しながらだと時間かかる…[saga]
2011/07/04(月) 01:41:30.97 ID:SXnxgJxF0
少女「う、うぅ……」グスッ

盗賊「クソッ……」

少女に暴行を加えていた男は爪先を雪に擦り付けると、馬へ戻った。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/04(月) 01:51:15.30 ID:SXnxgJxF0

 盗賊団の構成員A〜Dは聴覚を破壊されて殺された!


鼓膜が破裂しそうな轟音と共に、爆風の余波が盗賊達を包み込む。
以下略



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