過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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113: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/06(水) 17:38:00.90 ID:0dF3Ffn70
さだのり「・・・え、一人か」

さだのりは施設の前で固まっていた

周りにいるのは、さだのりに遊べとせがんでくる子供達と、それを宥める教師だけだった

さだのり「・・・手伝いとかよこさないのかよ・・・」

「今日はお世話になります・・・えっと・・・」

さだのり「あー、いいよ別に・・・仕事だし」

さだのりが早速木材を運ぶ

普通の大人では簡単に運べないであろう木材を、ひょいひょいと担いでは運んでいく

「さ、さすが・・・」

さだのり「さてと・・・改装って言っても簡単な増築なわけか」

手際よく、さだのりは作業を進めていく


夕方前には作業は終了した

さだのり「あー終わった終わった」

「ねぇお兄ちゃん!」

さだのり「ん?」

話し掛けてきたのは小さな男の子だった

さだのり「なんだ、坊主?」

「お兄ちゃんって力持ちなんだね!すごいよ!」

さだのり「そうか?普通だと思うけど」

「俺も大きくなったらお兄ちゃんみたいな力持ちになるんだ!」

さだのり「・・・そっか、がんばれよ」

さだのりが男の子の頭を撫でる

さだのり「じゃ、今日は帰るから」

「ありがとうございました・・・なんとお礼を申し上げればよいか・・・」

さだのり「いいっていいって、またなみんな」

「バイバイお兄ちゃん!」


さだのりは家へと一人歩いていた

さだのり「・・・こういう仕事なら悪くねぇか」

小さく笑いながら





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