過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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463: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/09/12(月) 12:30:16.55 ID:jwzBWOwW0
夏美「ねぇねぇ、おじちゃんの名前って何?」

さだのり「ん?教えない」

夏美「なんで?」

さだのり「・・・」

男が夏美を見つめる

何か、物悲しそうな顔をしている

さだのり(・・・昔の舞子にそっくりだな)

夏美「おじちゃん?」

さだのり「あぁ・・・別に教えなくてもいいだろ」

夏美「ダメ!おじちゃんと私は友達なんだよ!?」

さだのり「友達ねぇ・・・」

男がはぁ、と深い溜め息をつく

さだのり「友達なんて軽々しく言うもんじゃねぇよ」

夏美「?おじちゃんは友達いないの?」

さだのり「今はお前のお父さんとお母さんだけだよ」

男が夏美の頭に手を乗せる

さだのり「みんな死んじまった」

夏美「・・・そうなんだ」

さだのり「寂しくはないさ、いつかはそうなる運命だったんだからな」

夏美「・・・ねぇ、おじちゃんは行きたい場所ないの?」

さだのり「・・・行きたい場所か」

男が空を見上げる

さだのり「楽しい場所じゃないけど・・・いいか?」

夏美「うん」





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