過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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521: ◆G2uuPnv9Q.[saga sage]
2012/03/13(火) 21:42:52.43 ID:xvzF08zv0
さだのり「…ウォッカとかあったか」

「お前、酒弱かったよな」

さだのり「うるせぇな、嫌なことがあったら大人はそういうの飲むんだろ」

「…大人は酒、強いはずだけどな」

さだのり「文句言わずに出せよ」

「…はいよ、それよりお前…今付き合ってる女とかいるのか?」

庄太郎の言葉に、さだのりが眉をひそめる

今の彼にその話題を振るのは、ある意味タブーでもあった

さだのり「…お前には関係ねぇだろうが」

「あるんだよ!!俺に妹がいるのって知ってるっけ?」

さだのり「あぁ…たしか結構可愛かった気がするな」

実際は全く覚えていないのだが、適当に話を合わせておく

「妹さ…そろそろ結婚相手探さないといけないんだけど、なかなか相手がな…お前ならちょうどいいかなってさ」

さだのり「知るか」

「お、おい…妹、結構評判いいしお前になら…」

さだのり「俺にてめぇの妹を愛せって?無理だね」

「…あいつさ、昔からお前のこと好きだったんだぜ?」

さだのり「はぁ?」

「飲みに来てるときも、ずーっとお前の傍にいたがったし…お前って見た目はいいし、強いし…結構女の憧れだったんだぜ?」

さだのり「…あぁ、そう」

だった、というのは過去形だ

今の廃れたさだのりを見たところで、果たして誰が彼を愛してくれるだろうか




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