過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/06/11(月) 15:48:55.16 ID:44GbrwKs0
阿修羅「なるほどな、だとしたら早く向かったほうがいいぞ、本拠地に瑠璃さんもいる」
阿修羅の言葉に、庄太郎はほっと息を吐く
少なくとも、街中にいるわけではないからだ
庄太郎「…アンタはどうする?逃げるのか」
阿修羅「…逃げる、だと?」
庄太郎「ここでこの国に愛想を尽かしても、何の進展もありゃしねぇ」
阿修羅「この国はなんだ?生温いやり方のせいで、結局は敵兵を逃がし、腹を抉られた」
庄太郎「だとしてもだ!!!」
庄太郎の手が、阿修羅の服の襟首を掴む
庄太郎「ここで逃げるのだけは、男のやることじゃあねぇ!!!」
阿修羅「くだらん精神論だ」
庄太郎「…お前、この国に親はいないのか?」
阿修羅「…母親が残っている」
庄太郎「見捨てるのか」
阿修羅「街に住んでいた、もう死んでるだろう」
庄太郎「…お前が見捨てたら、誰が母親を守ってやれる」
阿修羅「…」
庄太郎「分かった、金ならいくらだってくれてやる、俺の護衛になってくれよ!!アンタ、見たところ強そうだ、役に立つだろう?」
阿修羅「…断ると言ったら」
庄太郎「…力ずくでも連れて行ってやる、俺はこの国を見捨てる腑抜けは見過ごせねぇな!!」
阿修羅「…分かった、瑠璃さんの家族ならば、俺も関係がないわけではない」
男は阿修羅、と名乗ってすぐに後ろを振り返った
阿修羅「…早くしよう、もしかしたら…もう手遅れになるかもしれん」
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