過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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766: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 08:13:08.67 ID:JZxGR/tC0
「ぐぁぁぁ!!」

「か、構うな!撃て撃て!!!」

引き金を引こうとする兵士達の腕を、次々とさだのりは薙ぐ
以下略



767: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 15:31:54.49 ID:JZxGR/tC0

邪火流「…」

邪火流は、手元の剣を睨み付けていた

以下略



768: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 15:52:26.80 ID:JZxGR/tC0
「はははは!!!おいおい、気づいてなかったか!?なぜ俺がお前と距離を取っていたかを、お前の射程圏内の距離を測るためだ、それさえ分かれば、俺は近づかなければいいだけの話じゃあねぇか!!」

邪火流「!」

庄太郎「邪火流、一回退け…」
以下略



769: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 15:57:13.03 ID:JZxGR/tC0
瑠璃「!!お兄さん!!!」


庄太郎は咄嗟に駆け出した

以下略



770: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 16:01:58.82 ID:JZxGR/tC0
ツカツカと歩いた男は、庄太郎の体を見下ろした

かろうじて息はあるようだが、もう内臓も、筋肉も、皮膚もグチャグチャだ

苦しそうな表情から、段々と生気が失われるのは当然だろう
以下略



771: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 16:06:31.91 ID:JZxGR/tC0
庄太郎「…まぁ、大抵は兵士に売ってるだけでさぁ…半ば皇帝陛下も黙認してたみたいだけど…」

「だから、なんだ」

庄太郎「…店がやられる前に…こんな、物…持ってきてさ」
以下略



772: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 17:09:39.05 ID:JZxGR/tC0

瑠璃「…お兄さん…」

邪火流「…あの野郎!」

以下略



773: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 17:15:44.21 ID:JZxGR/tC0
「ほれ、感動の再会じゃあねぇか、楽しみな」

ぶん、と放り投げられた庄太郎は地面に鈍い音を鳴らして落ちた

瑠璃「あ…」
以下略



774: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/23(土) 22:05:34.18 ID:Mq26Czc80
邪火流「…夏美…」

夏美「お、お父さん…」

邪火流「…」
以下略



775: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/25(月) 11:10:29.14 ID:F+am94I20
邪火流「…一つ、訊きたいことがある」

「内容によっては答えられないが」

間合いを見ながら、二人はしばし動くことはしなかった
以下略



776: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/26(火) 21:03:49.47 ID:COuFse3K0
邪火流「…し、幸せだと…?」

「なぁなぁ、人間には幸福を求める権利がある、そいつは大抵の国の決まりやら憲法やらで保証されてることだ」

邪火流「…」
以下略



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