過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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804: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/09(月) 09:45:54.25 ID:2Pe3/QIB0
さだのり「じゃあ・・・邪火流に替わってくれるか」

夏美『お、おじちゃん』

さだのり「ん?」

夏美『絶対に・・・帰ってくるよね?』

さだのり「あぁ、なんでそんな当たり前のことを・・・」

夏美『ううん、なんでもない・・・じゃあ、お父さんに替わるから』

夏美の言葉に少しだけさだのりは疑問を感じた

だが、今はそれどころではない

邪火流『・・・さだのり、とりあえず中心地まで確認したら帰って来い、いいな』

さだのり「あぁ・・・」

邪火流『・・・じゃあ』

さだのり「阿修羅はどうしてる」

邪火流『・・・一応ここにいる、だが・・・やはりあいつは、あまり・・・』

さだのり「俺達の考えに賛同してくれない、か・・・だろうな」

鼻で笑い、さだのりが最後に言う

さだのり「邪火流、舞子と夏美を守るのはお前だ、他のヤツらは二の次にしろ、いいな」

邪火流『・・・あぁ』

さだのり「切るぞ、健闘を祈ってくれ」

通信を切り、さだのりが運転手に尋ねる

さだのり「中心地まではあとどれくらい掛かる?」

「あと10分ほどです」

さだのり「・・・そうか」

気構えていなければならない

そこには、目を覆いたくなるような惨状があるだろうから

さだのり(…あの野郎)

奥歯を噛みしめ、あの憎い敵のことを思い出す

あの顔の真ん中に、刃を突き立てることは出来るのだろうか

さだのり(あぁ、やってやるとも)



鎮魂のために







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