過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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848: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/07(火) 07:50:16.49 ID:ZnVLF/6C0
阿修羅「なにを言う・・・俺には恐怖なんてない!」

「愛する人と別れること、財産を残していくこと、やり残したこと、明日のサッカーの試合の結果、人は何かしらの心残りを残すことに恐怖を抱く」

阿修羅「俺にはない!」
以下略



849: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/07(火) 07:50:45.60 ID:ZnVLF/6C0
凄まじい顎への衝撃に、阿修羅の意識は一瞬消える

阿修羅(な・・・ぐられた・・・!?)

「そして、恐怖が消えることはないから吠え続ける、犬がうるさいのはそのためだ」
以下略



850: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/07(火) 07:51:18.71 ID:ZnVLF/6C0


さだのり「はぁ・・・なんとかやり終わったか」

頬から流れ出す血を拭き取りながら、さだのりは歩いていた
以下略



851: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/07(火) 07:52:03.29 ID:ZnVLF/6C0

阿修羅「・・・兵士なら・・・いくつか持っていてもおかしくない・・・」

「・・・阿修羅、だったらなんだ?」

以下略



852: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/07(火) 07:54:25.17 ID:ZnVLF/6C0
阿修羅「ははは・・・!俺の勝利は、お前を殺すことだ!さだのりと協力してやる、俺達はお前を超える!」

「馬鹿な真似をっ!てめぇもさだのりも殺してやる、俺は生き残る!」

阿修羅「てめぇみたいな人間はなぁ!生き残る価値がないんだよ!」
以下略



853: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/08(水) 14:15:54.96 ID:USGqPbNs0

「…やるな、お前さぁ…」

ジロリと阿修羅を睨み付ける男の顔は、笑っているようにも、怒っているようにも見える

以下略



854: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/10(金) 17:48:45.04 ID:tjHjxphR0
さだのり(・・・あいつは、阿修羅と戦っている!)

背中を伝う冷や汗を、さだのりは意識しないようにしていた

意識してしまえば、それは恐怖の象徴になるからだ
以下略



855: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/10(金) 17:49:10.72 ID:tjHjxphR0

阿修羅の目に力が宿る、彼にとって今体を動かしているのは勇気や誓いではなかった

「おぉ?」

以下略



856: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/10(金) 17:49:37.33 ID:tjHjxphR0
息を殺し、下から上へ、体を真っ二つにするために刃を振るった

手応えはない

阿修羅(有り得ないな・・・なんて反応速度だ)
以下略



857: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/10(金) 17:50:04.23 ID:tjHjxphR0



さだのり「てめぇを殺さなきゃいけないからな、来たくなくても来ちまうのさ」

以下略



858: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/10(金) 17:50:45.73 ID:tjHjxphR0
阿修羅「・・・傷を負っているんだ、演技ではないがな」

立ち上がった阿修羅が、さだのりにこっそり耳打ちする

阿修羅(ヤツのあの鎖鎌の弱点は自らに刃が戻ってくる可能性があることだ)
以下略



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