過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/08/10(金) 17:51:33.16 ID:tjHjxphR0
「・・・なっ・・・!?」
阿修羅の後ろにいたさだのりの姿は、最初男には見えなかった
阿修羅が身を伏せたため、目視出来たのだ
そして、そのさだのりが男に向けているのは
「け・・・拳銃!?」
さだのり「昔から苦手だったこいつだがなぁ!」
「まさか、兵士の死体から回収してやがったのか!?」
さだのり「至近距離なら外さない!」
(こいつ…!!剣だけを使おうなんてくだらないプライドをかなぐり捨てた!!)
引き金を引いたさだのりの指を、男は見つめていた
どのタイミングで弾丸が打ち出されるか
男は知っている
「おぉぉ!」
顔を横に傾けた、だが耳を弾丸が貫通し、鮮血を舞わせた
「でぃぃっ!?」
さだのり「まだまだ!」
続いての二発目、さだのりは男の胸に照準を合わせていた
(こいつ・・・!)
さだのり「お前の命の詰み将棋だ!」
パァン、と乾いた音がスタートの合図だった
さだのり「!」
地面に血を吐いて転がるはずだった男は、ピンピンしている
さだのり「あ・・・あちゃー・・・奇襲は一回だけか・・・」
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