過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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892: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/08/23(木) 13:39:01.10 ID:MHBcUoks0
さだのり「…俺さ、今も幸せに遠くで暮らしてるんだが…理由は分からないけど」

さだのり「俺が思うに、世界は何百個もあるのかもな、一つの世界で死ねば次の世界に、そういうもんかな」

さだのり「…いや、もしかしたら俺の勘違いかもしれないが」

夏美「…おじちゃん」

さだのり「…そっちの世界では、俺は…他の死んでいった仲間と楽しくやってる、だから…寂しくはない」

夏美「待って、おじちゃん…私…」

さだのり「なぁ、夏美…お別れを言いに来た、きっと…しばらくは、お前には会えない」

夏美「待ってよ…」

さだのり「…でもさ、もしも…もしもいつかお前が死んでしまったら、それはつまり寿命でを望むわけだが…それで死んだらさ」


さだのり「また、一緒にどっかに行こう、肩車をして」


夏美「!!」


さだのり「…みんなには内緒にしててくれ、どうせお前が夢を見たと思われるだろうし」

夏美「でも…」

さだのり「会えてよかった、さよならは…言うべきではないな、しばらくはお別れだが」

夏美「ね、ねぇ…いつかまた会えるの?」

さだのり「会えるとも」

夏美「本当に?」

さだのり「あぁ」

夏美「…わかった…」

さだのり「…夏美、大きくなったな」

夏美「えへへ…そうかな?」

さだのり「…それじゃ、夏美」

手を挙げたさだのりは、段々と体が薄れていくように見えた

夏美「!!!」





さだのり「桜の季節に、またな」






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