過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
↓
1-
覧
板
20
892
:
◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/08/23(木) 13:39:01.10 ID:MHBcUoks0
さだのり「…俺さ、今も幸せに遠くで暮らしてるんだが…理由は分からないけど」
さだのり「俺が思うに、世界は何百個もあるのかもな、一つの世界で死ねば次の世界に、そういうもんかな」
さだのり「…いや、もしかしたら俺の勘違いかもしれないが」
夏美「…おじちゃん」
さだのり「…そっちの世界では、俺は…他の死んでいった仲間と楽しくやってる、だから…寂しくはない」
夏美「待って、おじちゃん…私…」
さだのり「なぁ、夏美…お別れを言いに来た、きっと…しばらくは、お前には会えない」
夏美「待ってよ…」
さだのり「…でもさ、もしも…もしもいつかお前が死んでしまったら、それはつまり寿命でを望むわけだが…それで死んだらさ」
さだのり「また、一緒にどっかに行こう、肩車をして」
夏美「!!」
さだのり「…みんなには内緒にしててくれ、どうせお前が夢を見たと思われるだろうし」
夏美「でも…」
さだのり「会えてよかった、さよならは…言うべきではないな、しばらくはお別れだが」
夏美「ね、ねぇ…いつかまた会えるの?」
さだのり「会えるとも」
夏美「本当に?」
さだのり「あぁ」
夏美「…わかった…」
さだのり「…夏美、大きくなったな」
夏美「えへへ…そうかな?」
さだのり「…それじゃ、夏美」
手を挙げたさだのりは、段々と体が薄れていくように見えた
夏美「!!!」
さだのり「桜の季節に、またな」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
935Res/920.36 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1309780773/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice