過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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928: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2013/05/05(日) 14:31:49.25 ID:7thvv9Oe0
さだのり「……これからまた人を愛すると思うんだ」

夏美「うん、そうだろうね」

さだのり「…それが瑠璃なのか舞なのか、それとも別の女なのかは分からない」

夏美「…舞も入ってるんだ」

さだのり「たださ、どうしてもこう……舞子と比べてしまう気がする」

夏美「…」

夏美がそっと目を細める

笑っているようにも見えるし、悲しそうにも見える

そんな表情が本当に舞子にそっくりだ、とさだのりは笑った

さだのり「……その時にさ、もしも舞子よりも素敵な女性だと思ったら……俺は、結婚してもいいもんなのかな」

夏美「!!いいに決まってるよ、おじちゃん!!」

さだのり「……そうか、お前の口からそれが聞けてほっとした」

夏美「ど、どうして?」

さだのり「なんでもない、それよりこの小説なんだ?幼馴染の男と女が結婚するとかありえねーっての」

夏美「あ!!それ栞挟んでたでしょ!?」

さだのり「栞?あぁ、これ栞だったのか、ゴミだと思って捨てちゃった」ガサゴソ

夏美「ああああああああああああああああああ!!!!どこまで読んだか分からないじゃないの!!!」

さだのり「本当に面白かったらこんなのなくてもどこの展開まで読んだか分かるだろ、それで分からなくなるなら面白くなかったってことだしいーじゃん」

夏美「おぉぉぉじぃぃちゃぁぁぁん!!!」

さだのり「わ、分かったから机を持ち上げるなぁああああああああああ!!!」












舞「うるさいよ二人とも!!!」


さだのり・夏美「ひっ!?」


舞「まったく、夜中なんだから近所迷惑も考えなよ…おじちゃんも、そろそろ寝なさい!」

さだのり「で、でもさー」

舞「でももだってもあり得ません!!」

さだのり「はい」


こうやって舞子の尻に敷かれていたのだろうか

夏美は二人のやり取りを見て……小さく笑った



舞「お姉ちゃんもね」

夏美「はーい」




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