過去ログ - めだか「球磨川がカッコよすぎて生きるのが辛い……」
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173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/07/17(日) 04:18:54.77 ID:2C7RGbDAO
あれから一月。未だに球磨川は姿を表さない。

ともあれ全力て殴って全身の骨が折れているにも関わらず、奴はあの能力で姿を眩ませた。

そして未だに副会長の座は空いている。

「日之影前生徒会長?」

「おぅ、黒神。ひさしぶりだな」

「いえ、そちらから姿を現して頂けるとは……お久しぶりです」

「まぁ、話しをしておかなくちゃならないからな」

「話?」

「あぁ、失われた一年間についてだ」

「…………」

「まぁ、端的に言えば箱庭学園に関わる全ての事柄を一年間巻き戻した。これに尽きるな」

「巻き戻す?」

「そうだな。無かったことにする。あの野郎、人生にリセットボタンがあるなんて出鱈目すぎんだろ」

「そんな漫画みたいな」

「少なくともあいつにとっては漫画でありたかったんだろうな」

どういうことだろうか。

「去年も同じような展開になったが生徒会戦争と呼ばれることが起きた」

「生徒会戦争?」

「まぁ、俺が覚えているのは途中までだしな。まったく不知火の奴の能力なんて当てにすんじゃなかったぜ」

ため息をつき頭を掻く。

「本来ならお前が球磨川を倒して、全てを終わらせる予定だったらしいが、どこかの馬鹿が力加減間違ってお前を倒しちまった」

「は?」

「だから球磨川くんがお前を完膚無きまでに倒しちまったんだよ。まぁ、一番困惑してたのは本人だったしな。箱庭学園は無法地帯になるわ、廃校寸前になるわで」

「……なぜ、球磨川はやり直したのでしょうか」

「あいつらはなエリートとか呼ばれる奴らを嫌っていた」

「はい」

「けれどな嫌悪は好意の裏返しなんだよ。早い話が、結局。中学校の頃に好きになった女の子にちょっかいをかけにきたが、やりすぎちゃったって話だ」

「……球磨川が私に惚れていると?」

「ん、まぁ。そういうこった。だからやり直して、ついでに幸せになれる道を作ったんだろうよ。化け物と呼ばれず、女の子として英雄に祭り立てられるようにな」

「どうすればいいのでしょうか」

「箱庭学園第九十九代生徒会が試験的に導入した試験的に導入した制度を覚えてるか?」

「永久留年制度」

「あんの馬鹿、未だにゴーストバベルに住み着いてんだよ」

「日之影前生徒会長は仲が良さそうですね」

「ああ?」

頭を掻いている。

「まぁ、こう見えて今じゃ意外に普通と友達してんだよ」


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