過去ログ - めだか「球磨川がカッコよすぎて生きるのが辛い……」
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174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/07/17(日) 04:44:05.08 ID:2C7RGbDAO
扉をノックする。

『はいはーい?』

開いた先には球磨川禊がいた。

『えっ? なんで? ばれたの?』

特別留年措置クラス。

ゴーストバベル旧三階に建てられた施設。

「舐めるな、箱庭学園の生徒会長だそ?」

『ま、まぁ。何はともあれこほん。

久しぶりっ!! めだかちゃん。僕だよっ!!』

「あぁ、球磨川久しぶりだな。よくもあの場で逃げ出した物だな」

『えっ? ほら、いやさ』

「言っただろう。貴様も幸せにすると」

『うぇっ、めだかちゃん。球磨川禊に対しては百パーセントツンのステータスはどうしたの?』

「……あぁ、もう、うるさいっ!!」

肩を掴む。

善吉風に言えば黒神めだかの真骨頂その三だろう。

しかしながらあれだな。意外と恥ずかしいな。

うん? そういえば今までキスをする際に恥ずかしいなどあったか。 意識すればするほどーー。

『わわっ、肩に指がめり込んでいる!!』

「お…お前に惚れてしまったからっ! ちゅーするぞ!!」

『え゛?』

そこでドアが開く。

「…………失礼しましたー」

日之影前生徒会長が閉め直す。

『ちょっと待ってよ日之影君!! おい、待て、待てよ!! 待てこらぁ!!』

「…………貴様は嫌か?」

『あ、嫌とかじゃなくてさ。あー、なんというかさ。

僕なんかが幸せでいいのかなって……』

唇を塞ぐ。

『んっ、んっーー!!』

「っぷはぁ……ありがとうっ、禊!!」

『〜〜〜〜〜〜っ!!』

「どうした、浮かない顔してるな」

『ん、いや。ほら、めだかちゃんは誰にでもこういう事するから複雑な気分で』

「……心配する必要は無い! あれだ、私も彼氏が……できたら、自制する」

語尾が小さくなり、こいつが聞き取れたかわからない。

『え?』

「うるさいっ!! いいかっ、覚悟しておけよ!! 私が貴様を幸せにしてやる。忘れるな!!」

『えっ? あぁ、うん』

教室を出る。

ふむ、私は幸せだ。だから今日もみんなと幸せになるとしよう。


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