過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/07/29(金) 21:10:51.51 ID:0s0AWUMAO
〜7〜
麦野「まあルックスで言えば中の上くらい?角度によってはカッコよく見える時もあるけどそう言う時は私の目が見えなくなってる時ねえ」
禁書目録「ボロクソなんだよ。でもとうまはかっこいいんだよ?だらしないし頭悪いし人の話聞かないけど優しいんだよ!!」
麦野「あんたの方がボロクソ言ってるでしょうが。でも自分で言うのは良いけど他人に言われると腹立つわね」
空いた自分のカップの取っ手をチンと人差し指で弾いて麦野が微苦笑を浮かべた。
本人の前で誉めればつけあがる、御坂の前ではノロケたくない。
袂を分かったアイテムの前ですら麦野はノロケた事がない。リーダーとしての沽券や威厳に関わって来るからだ。しかし
麦野「……不思議ね。付き合う前は長所から好きになるのに、付き合って行くと短所を愛していけるようになるなんてね」
禁書目録「それちゃんととうまに言ってあげたらいいのに!私はちゃんととうまにいいところも悪いところも言うよ?とうまは馬鹿だからね。言わなきゃわからないならわかるまで言うんだよ」
麦野「私は逆。言わなくても通じ合えるのがいい。甘ったるいの苦手だし」
禁書目録「私と違って紅茶にお砂糖入れないもんね。しずりってそう言うところあんまり女の子っぽくないかも」
麦野「男受けは間違いなく悪いね。こんなひねくれて可愛げのない性格、あいつ以外誰が好き好んで選ぶってんだ」
禁書目録「男っぽいもんね。でもどうしようか?お財布ないととうまご飯が食べられないんだよ!」
麦野「……そうねー」
ツンツンと上条の財布をつつく二人。別段一食抜いたくらいで人間死にはしない。インデックスを別として。
それに上条には友達が多い。金を借りるなり食事を分けてもらうなり出来るだろう。が
麦野「……11時前か」
上条の昼休み時間はおよそ12時30分。一時間半ほどゆとりがある。
幸い米は底をついていない。お弁当作りに耐えうるほどの材料はないが――
海苔と麦野のシャケフレークはある。この時麦野の頭に浮かんだものは――
麦野「そう言えばあんたにまだ教えてないもんがあったね」
禁書目録「?」
麦野「――おにぎり作り♪」
トースト、洗濯機に次ぐ第三の訓練……新たなるステップ、おにぎりである。
麦野「――あいつには余った分届けてやればいいわ」
デートの返事は、その時すれば良い
相手の顔を見て、しっかりと
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