過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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691:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:02:25.71 ID:v3OANEYAO
〜1〜

「(浜面仕上が苦戦しているようですね)」

時は僅かに遡り……断崖大学データベースセンター正面玄関前に詰めていた『妙に丁寧な口調の男』はやや落胆していた。
以下略



692:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:02:54.42 ID:v3OANEYAO
〜2〜

麦野「………………」

美鈴「(マズいわ)」
以下略



693:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:05:10.41 ID:v3OANEYAO
〜3〜

美鈴「……そうね。戦争始まると危ないからって、連れ戻しにきたのに本当に薮蛇になっちゃったもん。沈利ちゃんがいなかったら私今頃――」

この鉄風雷火の修羅場と、屍山血河の修羅道を抜けた後腰が抜けてしまうのではないかとさえ思えるぐらい美鈴は追いつめられていた。
以下略



694:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:06:30.08 ID:v3OANEYAO
 
 
 
 
 
以下略



695:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:07:06.79 ID:v3OANEYAO
〜4〜

正面玄関口まで後数分の道程の途中に立つ十字架のような風車、卒塔婆のようなプロペラの下――
立ち塞がるは麦野に右手をもぎ取られたスキルアウト。
駒場利徳より浜面仕上に受け継がれた演算銃器を構えていた。
以下略



696:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:09:33.09 ID:v3OANEYAO
〜5〜

私の一番の罪は、ただの人殺しでいられなかった事だ。

どこかで、この世界に上手く折り合いをつけて生きようとしてた。
以下略



697:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:10:06.01 ID:v3OANEYAO
〜6〜

誰に許されたい?

神様?
以下略



698:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:10:57.59 ID:v3OANEYAO
 
 
 
 
 
以下略



699:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:13:10.27 ID:v3OANEYAO
〜7〜

スキルアウトG「!?」

麦野「?!」
以下略



700:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/01(木) 21:13:39.26 ID:v3OANEYAO
〜8〜

この娘は、あんまりにも綺麗で優し過ぎるわ。本人がどれだけ否定してもね。
よく子供が大人は良い子悪い子の見分けなんてつかない節穴の目だって思ってるけどね――
大人だって昔は子供だったのよ?良い大人悪い大人を見分けられる力を持っていた、子供の頃が。
以下略



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