過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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88:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/07/14(木) 21:34:27.03 ID:1DwrXIIAO
〜22〜

美鈴「美琴ちゃーん!どうしたのこんなところでー!」

御坂「ママこそどうしたのこんなところでー?パパにいーつけちゃうんだぞー」

美鈴「ママは保護者会の会合の帰りぃぃぃぃぃ!ちゃーんとパパにも言ってから来たから心配ないもーん」

御坂「いーけないんだーいーけないんだー!パーパーに言ってやろー!!」

御坂・美鈴「「アッハッハッハハッハッハハッハッハ!!」」

麦野「」

背丈が違う、プロポーションが違う。そのクセ顔立ちが鏡写しのように瓜二つ。
大きい方の十数年前が御坂に、御坂の十数年後がこうなると言った強い遺伝子と血と絆の結び付き。
ステレオとモノラルで重なり合う笑い声の周波数……
否定されても疑いないほど親子の間柄を確信させるに足るその邂逅。

美鈴「んんー?美琴ちゃーん?もしかしてお酒飲んでるー?……ママはそんな不良娘に美琴ちゃんを育てた覚えはありませーん!!」

御坂「飲んでないもーん!飲んでないもーん!!お母さんこそまたこんなに酔っ払って……パパまた泣いちゃうよー!!」

美鈴「酔ってないもーん!酔ってないもーん!全然酔っ払ってなんてないだもーん!!」

美鈴・御坂「「アッハッハッハハッハッハハッハッハ!!」」

麦野「(どうなってのよこれ……私まで酔ってねえよな?)」

ならば何故外部の人間が中に?と疑問に思えば保護者会の会合だと言う。
この時麦野の頭脳はアルコール以外の成分によってその働きを阻害されていた。
二人に増えた酔っ払いの、馬鹿に陽気な大笑いによって。

美鈴「うぁぁー……美琴ちゃーん、そっちの人先生?娘がいつもお世話になってますう。母の御坂美鈴ですぅー!!」

麦野「先生!!?私そんな年じゃねえよ!!!」

美鈴「こんな格好でどうもすいませーん……ひっく……」

麦野「謝るポイントそこじゃねえよ!!」

御坂「ともだちー」

麦野「友達?誰が?おい御坂ァァ!!」

美鈴「どっちも」

御坂「みさか」

美琴・御坂「「はーい(はぁと」」タッチタッーチ

麦野「二人いっぺんに返事すんな!!確かにどっちも御坂だけどさあああああ!!」

御坂・美鈴「「アッハッハッハハッハッハハッハッハ!!」」

麦野「テメエらの笑いのツボがわかんねえんだよォォォォォォォォォォ!!!」




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