過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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940:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/25(日) 16:03:33.82 ID:LC5MmfkAO
〜39〜

麦野「……どうも」

美鈴「あらあら奇遇ねえ!元気にしてた?」

打ち止め「あ!寒そうな下着のお姉さんだってミサカはミサカは挨拶代わりのスカートめくり!」

麦野「おい馬鹿止めろ!離せってんだ!!」

番外個体「ひゃっひゃっひゃっ!これはこれは第四位様。エコバックがよくお似合いで」

麦野「ああん?なに?このスーパーじゃ喧嘩も売ってんの?テメエこそその買い物袋から飛び出したネギはなに?」

御坂妹「今日の食事会の材料ですよ、とミサカは彼の胃袋を掴もうと必死な番外個体の乙女の秘密をネタばらしします」

番外個体「ちっ、違うし!あんなモヤシ野郎輪の隅っこでマロニーちゃんでもしゃぶってれば良いんだって!!」

御坂妹「いい加減素直になったらどうですもう一年ですよ、とミサカはどうしようもなくツンデレな末っ子に呆れます」

禁書目録「くーるびゅーてぃー久しぶり!身体は大丈夫かな?」

御坂妹「おかげさまで、とミサカはこの一年で学んだ“笑顔”を向けます」

そこには美鈴を筆頭とした御坂一族が揃い踏みしていた。
何でも美鈴が麦野を病院まで付き添った10月3日の夜に打ち止めと出会ったのが縁らしく……
紆余曲折を経て他の姉妹らや黄泉川家、そして一方通行とも関係を築いているらしい。この場にいない長女・美琴を除いて。

麦野「御坂は?……って確か外出制限と小パンダの面倒見なきゃいけないんだったけ」

ギャアギャアとお菓子売り場に移って騒ぐ御坂姉妹とインデックスをよそに美鈴と麦野が話し込む。
この時御坂と白井は色々込み入った事情と確執があり食事会は欠席と相成っていた。それに対し麦野なりに思う所もあるのだが――

麦野「まっ、別に参加は強制って訳じゃなし、どうせ来月もやるだろうしね」

美鈴「……そうね」

麦野「――その内ひょっこり戻ってくるわよ」

そこで麦野はウブロの腕時計に目を落とし現在時刻を確認する。
少し早く出過ぎたかな、と思い至りどう時間を潰すか人差し指を唇に当てて考え込むと――

美鈴「ねえ」

麦野「はい?」

美鈴「まだ時間あるなら、ちょっとお茶しない?」

麦野「!」

思わぬ誘いが、向こうからやって来た。




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