過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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472: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:19:24.13 ID:8B/2/MiWo

周囲のクラスメイトに挨拶をしながら、土御門元春は少しだけ疲れが残った表情を浮かべる。
上条は努めて声を潜め、若干周囲の様子を窺いながら、


以下略



473: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:20:58.46 ID:8B/2/MiWo

だからこそ、ついこの間一緒に鍋を囲んだばかりの、それでいて疲弊の色が窺える
土御門を見て上条は素直に心配する。


以下略



474: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:22:03.74 ID:8B/2/MiWo

年末はどう過ごせば乗り切れるだろう、と同居人のシスターと初めて過ごす年末を思っていると、
見事な頭突きで青髪ピアスを一発で仕留めた吹寄が二人の下に歩み寄ってきた。


以下略



475: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:23:19.75 ID:8B/2/MiWo

そして先ほど上条が言った、一端覧祭の開催を急遽決定した統括理事長。
上条は知らない、吹寄も。この街に住むほとんどの住人が知り得ない、真偽が判断できない情報。


以下略



476: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:24:35.63 ID:8B/2/MiWo


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477: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:25:47.39 ID:8B/2/MiWo


「ぬぬー……何なのですかその微妙な理不尽さは……。 でもそれにしたって、
 数時間で終わらせられるような量じゃないと思うのですよー。 警備員に所属してる
 黄泉川先生なら尚の事、先生より忙しくしてなきゃおかしくないですか?」
以下略



478: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:27:24.86 ID:8B/2/MiWo

詳細は話せないという黄泉川の言葉にますます首を傾げる小萌先生だが、無理もない。
黄泉川の家には今、イギリスからやってきた王女様とその元護衛二人にローマ正教最大の暗部に
所属していた魔術師。

以下略



479: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:28:23.11 ID:8B/2/MiWo

小萌先生が安眠できない原因を生み出した連中とつい昨日酒を酌み交わした黄泉川愛穂は、
複雑な表情すら浮かべることが出来なかった。
『天使同盟』は別に学園都市に恐怖を植えつけるために第一九学区で暴れたわけではない。
彼らは彼らで、彼らの大切な物を守るためにがむしゃらに戦っただけだ。
以下略



480: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:29:33.68 ID:8B/2/MiWo


「さてさて、一息つく間もなく先生はこれからお買い物なのですよー」

「んん? 食料でも買い出しにいくんじゃん?」
以下略



481: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:31:00.80 ID:8B/2/MiWo


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482: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/26(火) 22:33:11.99 ID:8B/2/MiWo

フィアンマが財布を持って歩く第七学区では、ちらほらと学生服を着た男女の姿があった。
一端覧祭の開催が決定し、各学校は準備に追われているはずではあるが、皆が皆、そうというわけではないらしい。
無論、既にすべての準備が完了し、あとは開催を待つだけという学校も多いのだろうが、
様子を見るに単に準備が面倒でサボっている……と判断出来る学生の姿もあった。
以下略



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