246:LX[saga sage]
2011/09/18(日) 19:41:29.38 ID:5OrnkYlh0
シャワーブースでミストシャワーをざっと浴びた後、スポンジにボディシャンプーを含ませ、麻美は息子・一麻の手、腕、脇、背中を
ゴシゴシとこすり洗って行く。
「それならば、わかります。一麻は女の子ではありません。
一麻? あなたは上条当麻というお父さまと、ミサカというこの母から産まれた立派な男の子なのです。
あなたのお父さまは、母であるこのミサカを助ける為に、無敵と言われた学園都市第一位に武器もなしに戦ったのですから」
「うん、おばちゃんから聞いた、知ってるよその話」
「はい、一麻、こちらを向きなさい」
麻美は一麻をぐいと向きを変えさせ、彼のおちんちんとおなかを洗って行く。
(まだ生えてないし、剥けてないのね)
看護士である麻美はそちらの知識も持っていたし、病院の入院患者の世話もしているから、別にそう気にはしていなかった。
「お、お母さん、あの、……その……そこは自分で洗うからいいよちょっと……」 赤い顔になった一麻が訴えてきた。
「どうしたのですか? ここは男の子の大事なところなのですから、いつも綺麗にしていなければなりません。
一麻のここは正常なようですね。母は安心しました」 そう言って麻美はふふ、と一麻のほほをつつく。
「当たり前だよ……お母さんでも、ちょっと今のは……恥ずかしかったよ……」 一麻が赤い顔のままつぶやく。
(小学5年にもなって、お母さんにおちんちん洗ってもらったなんて、最悪だよ……やっぱり止めときゃ良かった)
深く反省し唇をかむ一麻であった。
「それでは泡を落としましょうね」 マルチシャワーで身体全体の泡を瞬時に落とした後、彼女はバスタブに入るよう息子を促した。
「わたしはこれから身体を洗いますから、あなたはそこで暖まっていなさい」
そういうと彼女は再びシャワーブースに入ろうとした。
「お母さん、ぼくが今度背中洗ってあげる」 そう言って一麻はスポンジにボディシャンプーをまぶした。
「そうですか? では背中をこすってくれると嬉しいです」 そう言うと彼女は息子が洗いやすいようにユニットからバーを引き出し、
彼に背を向けてそこに腰掛けた。
一麻は、母親の背中を洗おうとして直ぐに気が付いた。
彼女の背中から脇腹にかけて、ところどころに何かあざのようなものがあることに。しかも大きいのだ。
(美鈴おばちゃんにも、美琴おばちゃんにもこんな跡はないし? どうしたんだろう?)
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