過去ログ - 新・学園都市第二世代物語
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97:LX[saga sage]
2011/08/07(日) 19:58:05.37 ID:nHyfv/uy0


一麻が待っていた部屋からほど近い別の一室。

「すると、あの息子さんは、みさ、いや失礼、きみの奥様である上条美琴さんのクローン<妹達・シスターズ>の1人、の子供、

というわけなのだな?」

「そうです。まぁ、いろんな事がありまして、結果として彼女に子供が出来てしまったという訳でして……」

木山教授と上条当麻とは、一麻に聞かれたくない話をしていた。



「……まぁ、きみたちの家庭のことだから、わたしがあれこれ言うことではないが、あまり感心できた話ではないね」

「いやもうその通りですが、一麻に責任はありません。全ての責任はぼくにあるわけでして」

「その話はもう止めようじゃないか。本質には関係がないからね……。

で、話を戻すと、彼は東京の小学校で電撃を放ったというのか?」

「いえ、そこまで極端な話じゃないようです。どっちかというと、自然放電に近い感じ……なのかな。

はっきりしている例では、理科の実験で、レモンに銅板と亜鉛板を刺すと電気が出来るという実験で、

一麻がやったところ銅板を刺した時点でLEDとレモンが破裂したそうなんです」

「ん? どういうことだ? 彼がプラス側を送り込み……電流はLEDとレモンを通り抜け、大地にアースした、ということか?」

「たぶん、そう言うことだろうと思います。ぼくもあまりそっちは得意じゃないので……」

「きみ、小学生の実験だぞ? それはちょっと……」

「ぼくはどうでもいいでしょう? その他には学校の防火シャッター作動ボタンを触り誤作動、

本人が言うには他に、同じくエレベータボタンを押したら誤動作して閉じこめられそうになったこと、

ゲーム機を壊したようなことも言ってます」

「ははは……学園都市のレベルからすれば、可愛らしいものじゃないか」

「学園都市が異常だと思いますよ、ぼくは……」

当麻がため息をつく。



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