過去ログ - ドイル「敗北を知りたい」QB「それが君の願いなんだね」
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/07/26(火) 05:38:10.49 ID:wNc4wg8IO
さやか「そういえばドイルってキュゥべえにどんなお願いをしたの?」
しん、と
さやかが何気なく発した言葉で、場の空気が重くなる。
ドイルが纏う雰囲気が変質(か)わったのだ。
以下略
124
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/07/26(火) 05:39:03.02 ID:wNc4wg8IO
ドイル「へぇ……で、その恭介くんは音楽が好きなのかい」
さやか「うん……恭介はヴァイオリンの天才なの。でも、事故で怪我しちゃって……いま左手が動かないんだ」
ドイル「……そうか。悪いな、嫌なこと思い出させちまって」
以下略
125
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/07/26(火) 05:40:03.67 ID:wNc4wg8IO
■
街を巡ったあと、さやかにつき合ってドイルたちは見滝原総合病院に来ていた。
さやか「おまたせー」
以下略
126
:
◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/07/26(火) 05:41:22.30 ID:wNc4wg8IO
QB「こっちだ!」
そう叫ぶとキュゥべえは走り出し、その後を三人は追う。
すると、壁が怪しく光っているのを発見した。
病院の壁に寄生しているグリーフシードである。
以下略
127
:
◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/07/26(火) 05:43:02.40 ID:wNc4wg8IO
さやか「……わかった!無茶したら駄目だよ、ドイル」
ドイル「心に留めておくよ。よし、いくぜキュゥべえ」
かけ声と共にドイルは変身し、機構(ギミック)を作動させた。
以下略
128
:
◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/07/26(火) 05:44:37.93 ID:wNc4wg8IO
■
キャンディ、クッキー、紅茶にコーヒー、板チョコにプディング、ホールケーキと結界の中はまるでお菓子の国とでもいうような様相であった。
ドイル「こりゃあすげえな。どうだキュゥべえ、ちょっと喰ってみろよ」
以下略
129
:
◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/07/26(火) 05:45:52.05 ID:wNc4wg8IO
ドイル「ああ、あれね。ひとつは他人を気遣いながら闘うのが鬱陶しかったから」
QB「他には?」
ドイル「魔法少女同士、積もる話もあるかと思ってね。出てこいよ!尾行(つ)けてきているんだろう」
以下略
130
:
◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/07/26(火) 05:47:09.04 ID:wNc4wg8IO
キュゥべえを適当にあしらったあと、ドイルはほむらを観察した。
夜のような女であった。
───そう、身体から夜気が染み出しているのだ。
立ち振る舞いからくるのか、それともその長い黒髪からくるのか……少女からは陰鬱な印象が与えられた。
しかし、ただ陰鬱であるだけではない。
以下略
131
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/07/26(火) 05:48:35.11 ID:wNc4wg8IO
■
事態は奇妙な進行を見せていた。
ドイルは暁美ほむらと共に結界の中央部を目指していた。
どちらが提案したというわけではなく、自然にそういう流れとなったのだ。
少女は口数が少なかった。
以下略
132
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/07/26(火) 05:50:05.36 ID:wNc4wg8IO
ほむら「そう……別にあなたの目的がなんだってかまわない。でもまどかを巻きこむというのなら話は別」
ドイル「へえ、どういった話になるんだい」
月の少女は楯の中から何かを取り出した。
以下略
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