過去ログ - まどか「わたしが、わたしたちが、魔法少女だ」
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(北海道)
[saga sage]
2011/07/22(金) 15:37:24.90 ID:YsW8PG+Z0
サキ「といっても、さっき言ったように此処を侵犯しようと訪れたわけじゃない。この街では今、魔法少女狩りが起きているのでしょう?私達はそれの収拾を付けに来たの。そして、君達が知っていることがあるなら、それを全て私に教えてもらいたいという訳だ」
ほむら「魔法少女狩り・・・・・・それは、誰から聞いたの?」
サキ「じゅうべぇ・・・・・・私達の契約主だ」
ほむら「じゅうべぇ・・・・・・聞いたことがないわ・・・・・・」
まどか「そいつも、インキュベータの一つか」
マミ「・・・・・・」
サキ「ともかく、それは今重要ではない。この場所で魔法少女狩りが行われていることは明白な事実だ――此処に来る前に、私は魔法少女の遺体を一つ見たのだからね」
ほむら「――それは――!」
まどか「――それを詳しく教えてくれ!」
まどかはサキに詰め寄る。
サキ「――君は・・・・・・もしかして、魔法少女ではない・・・・・・・?魔力が全く感じられないけれど――」
マミ「その子は――魔法少女であって、魔法少女でない存在よ。ただ、魔法少女の事に関わる資格は有しているわ」
まどか「わたしのことはどうでも良い!ただ、その遺体の特徴を教えてくれ!頼む、それはわたしたちの友達かもしれないんだ!!」
ほむら「私からもお願い――浅海サキ」
サキ「サキで構わないよ・・・・・・仲間を思う君達の気持ちも理解出来る――その遺体は、肩口まで伸ばされた――黒い髪をしていた」
ほむら「黒い髪・・・・・・」
まどか「さやかじゃ・・・・・・ない」
マミ「・・・・・・」
ほむら「・・・・・・」
安堵するまどか。しかし、マミとほむらは対して緊張した。
ほむら「そう・・・・・・それは、私達の友達じゃないわ」
サキ「そうか。こんなこというのもなんだけれど、良かった・・・・・・それで、なんだけど、君達の名前を教えてくれないかな?この街に居る内は、協力関係を結びたいと思っているんだ。どうだろう?」
ほむら「えぇ、構わないわ・・・・・・私は暁美ほむら。ほむらで良いわ」
マミ「・・・・・・巴マミよ」
まどか「鹿目まどかだ。よろしく、浅海サキ」
まどかは手を伸ばした。サキは暫し驚いて微笑むと、その手を握った。
サキ「サキで構わないよ。私も、まどかと呼んで良い?」
まどか「あぁ、構わない」
サキ「ありがとう。それと、よろしく、ほむら、マミ」
ほむら「えぇ、よろしく、サキ」
マミ「・・・・・・」
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