過去ログ - まどか「わたしが、わたしたちが、魔法少女だ」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga sage]
2011/07/22(金) 15:37:24.90 ID:YsW8PG+Z0
サキ「といっても、さっき言ったように此処を侵犯しようと訪れたわけじゃない。この街では今、魔法少女狩りが起きているのでしょう?私達はそれの収拾を付けに来たの。そして、君達が知っていることがあるなら、それを全て私に教えてもらいたいという訳だ」

ほむら「魔法少女狩り・・・・・・それは、誰から聞いたの?」

サキ「じゅうべぇ・・・・・・私達の契約主だ」

ほむら「じゅうべぇ・・・・・・聞いたことがないわ・・・・・・」

まどか「そいつも、インキュベータの一つか」

マミ「・・・・・・」

サキ「ともかく、それは今重要ではない。この場所で魔法少女狩りが行われていることは明白な事実だ――此処に来る前に、私は魔法少女の遺体を一つ見たのだからね」

ほむら「――それは――!」

まどか「――それを詳しく教えてくれ!」

 まどかはサキに詰め寄る。

サキ「――君は・・・・・・もしかして、魔法少女ではない・・・・・・・?魔力が全く感じられないけれど――」

マミ「その子は――魔法少女であって、魔法少女でない存在よ。ただ、魔法少女の事に関わる資格は有しているわ」

まどか「わたしのことはどうでも良い!ただ、その遺体の特徴を教えてくれ!頼む、それはわたしたちの友達かもしれないんだ!!」

ほむら「私からもお願い――浅海サキ」

サキ「サキで構わないよ・・・・・・仲間を思う君達の気持ちも理解出来る――その遺体は、肩口まで伸ばされた――黒い髪をしていた」

ほむら「黒い髪・・・・・・」

まどか「さやかじゃ・・・・・・ない」

マミ「・・・・・・」

ほむら「・・・・・・」

 安堵するまどか。しかし、マミとほむらは対して緊張した。

ほむら「そう・・・・・・それは、私達の友達じゃないわ」

サキ「そうか。こんなこというのもなんだけれど、良かった・・・・・・それで、なんだけど、君達の名前を教えてくれないかな?この街に居る内は、協力関係を結びたいと思っているんだ。どうだろう?」

ほむら「えぇ、構わないわ・・・・・・私は暁美ほむら。ほむらで良いわ」

マミ「・・・・・・巴マミよ」

まどか「鹿目まどかだ。よろしく、浅海サキ」

 まどかは手を伸ばした。サキは暫し驚いて微笑むと、その手を握った。

サキ「サキで構わないよ。私も、まどかと呼んで良い?」

まどか「あぁ、構わない」

サキ「ありがとう。それと、よろしく、ほむら、マミ」

ほむら「えぇ、よろしく、サキ」

マミ「・・・・・・」


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