過去ログ - まどか「わたしが、わたしたちが、魔法少女だ」
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(北海道)
[saga sage]
2011/07/22(金) 16:53:05.44 ID:YsW8PG+Z0
マミ『呉キリカを殺したのは、どちらだと思う?』
ほむら『・・・・・佐倉杏子と考えるのが適切でしょうね』
マミ『えぇわたしも・・・・・・それから、あの浅海サキは、決して信用しては駄目』
ほむら『・・・・・・どうして?貴方は、随分と彼女に反感を抱いているようだけど、一体何が・・・・・・』
マミ『さぁ、ただの勘・・・・・・でも、わたしはこの直感を信じて行動するつもり。今までも、そうしてきたから』
ほむら『・・・・・・そう。くれぐれも、用心するわ』
マミ『・・・・・・信じてくれるの?』
ほむら『彼女が仲間の存在を隠したのが不意なのか故意なのかも解からない――第一、あんなところから私達を監視している人間を、そう簡単には信用出来ないわ・・・・・・』
マミ『気付いていたのね』
ほむら『貴方が私よりも先に手を取ったというだけよ』
マミ『そう・・・・・・貴方が仲間になってとても頼もしいわ』
ほむら『私もよ、マミ・・・・・・改めて、これからよろしくね』
マミ『えぇ、こちらこそ』
マミも私と同意見だった。呉キリカを殺したのは佐倉杏子。さやかの力量では呉キリカには敵わない・・・・・・妥当な推測だ。
そして両者、これは浅海サキに韜晦することで結論が付いた。マミが同じ意見で良かった。此処で杏子という戦力、いや彼女の存在を失うのは快いことではない・・・・・・彼女はさやかの力になってくれるから。だとすれば・・・・・・彼女たちが真実を暴く前にこの街から出て行くように仕向けるか、排除しなければならないだろう。後者を可及的実現したい。サキは話していて、それほど融通が利かないという訳ではないだろう。自身の魔法が強力だと言っていたが、美国織莉子のように厄介な力ではないのだと高を括っても良いはずだ。問題はあの隣の少女・・・・・・彼女は何者だろうか?・・・・・・サキのように、話せるタイプであれば良いのだが・・・・・・一度、彼女たちに接触するのが妥当だろう。
ほむら「・・・・・・誰かしら?」
インターフォンが鳴った。私は椅子から立ちあがって、扉の覗き口から外を窺った――。
ほむら「――まどか?」
まどか「あぁ」
私は扉を開け、彼女を入れた。彼女は先日出ていった時のような大荷物を持っていた。
ほむら「まどか――それは・・・・・・」
まどか「ほむらはトランザムの資料が欲しいと言っていた。ならば、わたしがお前の傍に居た方が良いと思って此処へ来た・・・・・・迷惑か?」
ほむら「――」
正直、目頭が熱くなるほど、嬉しい。
ほむら「――事前に一言くらい言ってくれれば用意もしたのに・・・・・・それに、こんな夜中に一人でなんて・・・・・・」
まどか「すまない」
ほむら「――良いわ。とにかく、入りなさい・・・・・・お茶でも用意するから」
まどか「ありがとう」
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