過去ログ - まどか「わたしが、わたしたちが、魔法少女だ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage saga]
2011/09/29(木) 01:50:31.32 ID:1edZVWsS0
ほむら「ごめんなさい、どうやら無理みたい」
サキ「そうか、それは残念だ・・・」
ほむらは携帯電話を畳み、テーブルの上に置いた。サキは紅茶を啜る。まどかもマミも、じっと座っていた。
サキ「・・・此処で薀蓄の一つでも垂れる事が出来れば格好が付くのだけれど、生憎私はそういった事に精通していなくてね。精々これに美味しいと言う事しか出来ないんだよ」
マミ「それだけ言ってもらえれば、淹れた甲斐があったわ。寧ろ冗長された方が、気分が悪いというものよ」
サキ「ふふっ。そうか」
そう言ってサキは紅茶を仰ぎ、中身を飲み干した。
サキ「ご馳走様」
マミ「お替りはいかが?用意するわよ」
立ち上がろうとしたマミを、サキは制した。
サキ「いや結構だ、もう良いよ、本当に、ご馳走様でした。・・・それじゃぁ、そろそろ失礼させてもらうよ。訊きたい事は、聞けたからね」
ほむら「もう良いの?」
サキ「良いも何も、訊ける事は全て聞いてしまえたから、長居されても迷惑でしょう?」
そう言ってサキは立ち上がり、ほむらとそれからまどかが玄関までの見送りをした。
サキ「わざわざ見送りありがとう。マミにもよろしく言っておいてほしい」
ほむら「えぇ。どうぞ、またいらっしゃい」
まどか「同じ魔法少女だ、歓迎する」
サキ「・・・ふふっ。ありがとう・・・それじゃぁ、お邪魔しました」
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