過去ログ - 青年「チョコレートケーキと抹茶の相性は」
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2011/07/11(月) 13:32:03.18 ID:W7KQJ5jAO
青年「あいつ、魔術師だろ」
少女から魔術が身体からかすかに漏れていた。
あの二人は分からないが、青年は視覚でも聴覚でもない感覚でそのことに気付いていた。
傷ついているというのは誰かと戦闘をした結果。
ならば、その誰かさんは止めを指すべく少女を捜しているかもしれない。
そして匿っている(つもりではないのだが)ことばバレるとややこしいことになる。
だから魔術の気配を一時だけ隠すことにしたのだ。
少年「そうですね。それも生まれつきの」
青年「生まれつき……ね」
少年「はぁ。彼も厄介なの拾ってきますですね」
青年「まったくだ。前回の野良猫といいあの野郎」
毒つきながら青年たちも後を追った。
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