過去ログ - 青年「チョコレートケーキと抹茶の相性は」
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30:1[saga]
2011/07/15(金) 21:48:51.51 ID:ESpt7DcAO
少女「……契約者」

ぼそりと呟くと音もなく立ち上がる。
どういう意図で『契約者』が魔術師を助けたのか、いや『契約者』が
魔術師と一つ屋根の下に生活しているのか気になるが、少女には関係ない。
「早く行かなければ」という焦燥感が少女の心を埋め尽くしている。
世話になったお礼を言わないまま出るのは心苦しいが――
――それ以上に事態は切迫していた。
予定など元から考えてはないが、もし合ったなら大幅な遅れだ。
早くその遅れを取り戻さなければならない。
ふらりと一歩、二歩、ドアへ歩き出したとき。

  「体力までは戻っていないはずですけどね」

背後から声が聴こえ、振り向く。


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