過去ログ - 青年「チョコレートケーキと抹茶の相性は」
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38:1[saga]
2011/07/18(月) 22:32:53.74 ID:e+cWMAKAO
少年にとって少女はただ単に『面白そうだから観察する』ぐらいの存在であり、
そんな存在をここまで止めようとすることはないだろう。
暇つぶし目的の玩具をここまで止める理由。
ならば、彼以外の誰かに言付けされたのではないだろうか。
勝手に出ていかせるな、引き留めろ、と。
以下略



39:1[saga]
2011/07/18(月) 22:33:29.15 ID:e+cWMAKAO
始めて困ったような表情をして頭を掻いた。
どうやら弱味を握られているようだ。

少年「ま、どこか行くなら彼女に挨拶ぐらいしてって下さいよ」

以下略



40:1[saga]
2011/07/18(月) 22:36:47.89 ID:e+cWMAKAO
ひっぱたいてやろうかと考え始めた頃、ようやく反応があった。

秘書「むー……」

唸ったかと思うとぎゅうっと少女を抱き締めて共に倒れた。
以下略



41:1[saga]
2011/07/18(月) 22:40:54.89 ID:e+cWMAKAO
少年「では、朝までお休みなさいです。良い夢をー」

どうやら、嵌められたらしい。
こうなることが分かっていたと言わんばかりの言動だ。
過去に同じような目にあったことがあるのだろうか。
以下略



42:1[saga]
2011/07/18(月) 22:42:53.39 ID:e+cWMAKAO
* * *

二話 ぐりーんてぃー

ピチチと窓の外の小鳥の鳴き声で目が覚めた。
以下略



43:1[saga]
2011/07/18(月) 22:47:20.26 ID:e+cWMAKAO
そっと拘束を解いてソファの上に乱雑に置かれている毛布をかける。
客を、それも元重傷人を床の上で寝かせるのは抵抗があったが
自分の力では持ち上げられない。なのでこれで我慢して貰うことにした。
静かに歩き、扉をゆっくり開けて洗面所へ向かう。
昨日の自分用タオルを洗濯機に放り込んで新しいタオルを出す。
以下略



44:1[saga]
2011/07/18(月) 22:53:14.43 ID:e+cWMAKAO

今の自分は髪が短い方が好きだから。
“昔”の自分が髪を伸ばしていた理由なんてもう分からない。
好きな人が長髪が好きだったのか、願掛けだったのか、ただ伸ばしていただけか。
もうエデには関係のないことだ。
以下略



45:1[saga]
2011/07/18(月) 23:01:44.16 ID:e+cWMAKAO
だるそうに敬礼のポーズを取るとトタトタと自室に目指す。
エデと共同で使っている部屋なのだが、何しろ使う時間が
バラバラなので一人部屋みたいなことになっていた。

秘書「ちゃんとドレスをハンガーに掛けといて下さいよ?」
以下略



46:1[saga]
2011/07/18(月) 23:05:44.91 ID:e+cWMAKAO
秘書「なんか物思いに耽る朝だなぁ」

こめかみをぐりぐりと意味もなく押してみる。
こうすると視力が良くなると聞くが本当なのだろうか。
ぺたぺたとひんやりした廊下を歩いていく。
以下略



47:1
2011/07/18(月) 23:07:53.40 ID:e+cWMAKAO
終わり
全然話が進まない

>>33
もうちょっと増やしてみます


48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/19(火) 08:09:25.43 ID:ZHph2eQA0
乙〜
がんばれ


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