過去ログ - まどか「勇者 エクス☆マギカ 第1話」
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◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:20:57.04 ID:3t32eJtZ0
「かぁ〜、このさやかちゃん、一生の不覚ッ!」///
「別に良いだろ?怪我は無かったんだし…」
「あ、そうだ、さやか、昨日は何処行ってたんだい?」
以下略
860
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:21:38.36 ID:3t32eJtZ0
「?いや悪くは無いけど、君に話が在ったからさ」
「…話す事なんて無いんだけど?」
「何さ?」
以下略
861
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:23:17.49 ID:3t32eJtZ0
さやかは何時もの相手の気も知らない様な言葉だと思い、今日は更に棘を付け足した心算で返したのだが。
相手からは、全くお門違いの台詞が飛んできていた。
「……ゴメン、恭介」
「もう一度…言ってくれる?」
以下略
862
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:24:37.03 ID:3t32eJtZ0
「わ、分かったから!顔近い!」
そう言って間近の恭介の赤面を押し返し、二人は揃って深呼吸をしていた。
「スゥー、ハァーッ!!」
以下略
863
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:25:26.83 ID:3t32eJtZ0
「ぼ、僕と…」///
「ぼ、僕と付き合ってください!!!!」///
その言葉言い切るのと頭を下げるのはほぼ同時であった。
恭介はそのまま最敬礼をしており、さやかの顔が見えていなかった。
以下略
864
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:26:19.46 ID:3t32eJtZ0
「さ!さやか!!」
恭介は驚き、さやかに近づいて両肩を抱こうとしたが、松葉杖無しには立っていられそうもなく断念した。
恭介は今だ完治していない足をこの時は恨めしく思った。
以下略
865
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:27:51.97 ID:3t32eJtZ0
『いや、あの、恭介がさ、元気じゃなかったからその・・・おまじない』
『おまじない?』
『そ、おまじない』
『だからさ、治るよ、恭介の腕』
以下略
866
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:29:08.19 ID:3t32eJtZ0
「…あの時、僕の腕が治って本当に驚いたよ、奇跡も魔法も在るって信じたくなった位だ」
「でもね、それ以上にさやかの事ももっと知りたい、って思ったんだ」
「あ、あたしの事…?」
以下略
867
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:30:30.87 ID:3t32eJtZ0
さやかはその痛々しい傷を撫でながら思っていた。
この怪我が無ければ、恭介はバイオリンを…。
この怪我が無ければ、願いを叶えられなかった…。
この怪我が無ければ…。
チュッ
以下略
868
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◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:31:42.73 ID:3t32eJtZ0
何時の間にか涙は止まり、恥ずかしさで真っ赤になっていた。
「え?あ、いや、その、それはおきのどくだな、と」///
「だからさやか、責任を取ってもらいたい」///
以下略
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