83:1[saga]
2011/07/23(土) 17:11:19.64 ID:WJ5P8UK50
Homura
<< …ええ、心に刻んでおくわ >>
84:1[saga]
2011/07/23(土) 17:11:54.35 ID:WJ5P8UK50
戦友。
エルジア軍に入ってから、私の初めて聞いた言葉。
85:1[saga]
2011/07/23(土) 17:12:28.89 ID:WJ5P8UK50
雲の多い今日の空は、別の”雲”にも覆われていた。
この輸送機群を守る戦闘機隊の他にも、
味方のTu-22MP電子戦機が護衛に付いていたのだ。
86:1[saga]
2011/07/23(土) 17:12:59.34 ID:WJ5P8UK50
AWACS
<< 敵機、高速で接近!方位0-3-0! >>
FRIEND
87:1[saga]
2011/07/23(土) 17:13:35.38 ID:WJ5P8UK50
AWACS
<< おい、青編隊は何をしている!電子戦機のサポートレンジ外だぞ! >>
88:1[saga]
2011/07/23(土) 17:14:09.95 ID:WJ5P8UK50
だが、ISAFのパイロット達は冷静であった。
彼らは自分達の成すべき事をよく理解していた。
ミサイルを回避しながらも、2機だけをその格闘戦の中に残し
89:1[saga]
2011/07/23(土) 17:14:37.13 ID:WJ5P8UK50
迫る4機の光点は二手に別れ、レーダー上に存在している
2つの雲を目掛けて突入していた。
彼らは電子戦機を潰すところから始めようとしているのだろう。
90:1[saga]
2011/07/23(土) 17:15:12.52 ID:WJ5P8UK50
迫った来た敵編隊を、2機のF-4だと私は目視により認識する。
格闘戦に持ち込めばこちらのMIG-29が圧倒的有利ではあるが
向こうはその意図を見せずに、ただ最大速度で飛んでいるように見えた。
91:1[saga]
2011/07/23(土) 17:15:43.49 ID:WJ5P8UK50
目論見通り、私のMIG-29彼らの遥か上方に位置していた。
操縦桿を捻り、私は乗機をそのまま下方へ向けて急降下させる。
92:1[saga]
2011/07/23(土) 17:16:13.01 ID:WJ5P8UK50
おそらくはF-4の限界まで速度を出していたであろうその敵機は、
猛烈な勢いで高度を稼ぎ続けていた。
そのため、下に向けて放ったミサイルはその敵機とすれ違うかたちとなる。
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