過去ログ - ポケットモンスターゆい その2
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233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/15(月) 15:09:48.88 ID:bsB1nekY0
シルフカンパニー・屋上

曽我部「何よ、これ……」

曽我部さんは次々と直っていく町の様子を見て、驚愕の声を上げる。

曽我部「これじゃ、私のやったことが……」

梓「無駄ですね。もっとも、成功しても無駄ですけど」

曽我部さんは私を掴んでいた手に力を込める。

曽我部「あなたに私の何が分かるの……」

梓「何も分かりませんよ。私が分かるのはあなたがゆい先輩の力を甘く見たことです」

曽我部「……くっ」

曽我部さんは図星をつかれたかのように顔をそらします。

曽我部「でも、私にはまだカイリューがいるわ。あなた達には到底倒せないわ」

律「それはどうかな!」

バンッ!!!

という、どでかい音とともに律先輩達が現れました。

梓「律先輩!澪先輩!ムギ先輩!」

曽我部「のこのこ何をしに来たの?もう手持ちポケモンもないでしょうに」

律「それはどうかな?」

澪「さっきの技で私達のポケモンは全員回復した」

紬「つまり、これから、私達のポケモン全員とあなたのカイリューはまた戦えるのよ。その体力の減っているカイリューとね!!」

曽我部「なんだと!?」

その時、さっきまで聞こえていた優しい歌声が止み、ゆい先輩が落下してきました。

梓「ゆい先輩!」

私は曽我部さんを振り切り、ゆい先輩を受け止めました。

ゆい「あずにゃん……私の歌、届いたかな?」

梓「……はい。とっても、良かったです」

ゆい「ありがと。えへへ」


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