過去ログ - フレンダ「し、死にたくない……」QB「それが君の願いだね?」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/07/21(木) 18:28:31.53 ID:TSAxBQF4o
「すまん。SS速報は好きじゃないんだ」

それが>>1の出した選択であった。
別に本気でSS速報が嫌いなわけではない。だが彼は不安だったのだ。

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:28:42.33 ID:NZtCeqDco
――
フレンダ「……あれ?」

 フレンダが目を覚ますと、そこは天井があった。つまり、屋内だった。

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:29:08.71 ID:NZtCeqDco
 それは、医者だった。初老の男性で、白衣を着てるのだから、やはり医者だろう。

フレンダ「ゲコ太……」

 思わず口走ってしまうくらいの、強烈な印象は、それだった。カエルのような顔をした医者だった。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:29:47.40 ID:NZtCeqDco
フレンダ「生きてる……んだよね」

 右手を見つめて、握って、開いて、握って。

 結局、検査が終わった後、フレンダは退院した。今はとりあえず昼食を取ろうと、ファーストフード店に来ていたところだ。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:30:40.09 ID:NZtCeqDco
QB「ふぅ、わけがわからないよ」

 解放されたキュゥべえは毛繕いをするように前足で自分の顔を撫でる。

フレンダ「それで……結局、魔法少女ってどういうわけなのよ?」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:31:08.35 ID:NZtCeqDco
フレンダ「それで、結局魔女と戦うってどうすればいいわけ?」

 ファーストフード店で食事を終えた一人と一匹は、秋空の街を歩く。

QB「基本的に、ソウルジェムを使って探すって方針かな?」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:31:34.52 ID:NZtCeqDco
QB「さあ次はそれの光に注目するんだ」

QB「ほら、歩く度に光が強くなっているのがわかるだろう? ちょうどこの先に魔女がいるみたいだ。
  魔女のような、魔翌力の強い存在がいると、それに反応してソウルジェムが光るのさ」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:32:04.07 ID:NZtCeqDco
フレンダ「人に災いと呪いをもたらす魔女? そんなブッソーなもんはこのフレンダちゃんがぶっ倒してやるってわけよ!」

フレンダ「暗部で働いてたのも今は昔! 心を入れ替えて、正義の魔法少女として頑張っちゃうわけよ!」

フレンダ「誰もが小さい頃から憧れる魔法少女……それが私ならやらない理由はないっしょ!」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:32:36.93 ID:NZtCeqDco
――
フレンダ「ここが魔女の根城ってわけね……」

 スキルアウトが闊歩していそうな、裏路地を進むこと十数分、フレンダは一際ソウルジェムが反応する場所に辿り着いた。

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:33:02.86 ID:NZtCeqDco
 倉庫へ入ると、そこは異世界のような空間が広がっていた。

 倉庫に入ったはずなのに、そこは倉庫ではまるでなく、奥に扉の鎮座する、子供の部屋のよう。

 そして中空を舞う人形、人形。そして人形。しかもそれらはだまし絵のような形をして、現実では絶対にあり得ない形をしていた。
以下略



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