154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/08/04(木) 22:28:45.06 ID:4dlCoGwV0
終わってしまうように見えたが、自力で電線から脱出したマミがほむらに殴りかかった。
油断したほむらはそれを腹にまともに喰らう。「うっ!」
全身が感電して深手を負ったように見えたマミだったが、それどころか、電流を受けてまるで力を取り戻したかのように
ほむらを追い詰めていく。
腹部を殴られ、動けなくなるほむらの顔を殴りつけ、さらに胸を打ち、今度は顔面に蹴りを入れる。
マミの近世風衣装のブーツが蹴りあげ、ほむらに打撃を与えていく。
今度はほむらの体を両手に掴み、鉄の壁に思い切りたたきつける。
「んあっ!」ほむらは顔から鉄の壁にぶつかり、血を流した。
「気分いいわ!」
そういいながら、マミは殴りたい放題にほむらのわき腹を後ろから殴った。
「うっ!」その度にほむらの苦悶の声が漏れる。歯の奥から血が滲み出る。
「こんな幸せな気持ちはじめて!」
マミの顔も血だらけだったが、愉快そうな顔つきだった。アドレナリンがですぎて痛感など
忘れているに違いない。
「昔の時間軸を思い出すわ!知らないけどね!」
ほむらはぎゅっと目を瞑り、歯を食い締めて、痛みに耐え続ける。
マミはそのほむらの肩に腕を振り落とし、ほむらを床に打ち落としてしまう。
「あぅ…」ほむらが床に手をついて苦しみ喘いだ。
それを見下ろすとマミが言った。
「弱虫でいじめられ子の暁美さん?これから死ぬ気分はどう?貴女はもうおしまいよ!」
そのマミの台詞が、ほむらの最後の怒りの導火線に火を点けた。
「ふざけるのも…!」血だらけのほむらの顔が、マミをギロっと見返し、睨みつける。「大概にしなさいよ!」
体を起こすと、怒りに任せてマミの顔を殴りつけ、腹部を殴り、アゴをなぐり、横顔を殴る。
「はぁ!」「ほぉ!」「るう!」マジギレ状態のほむらが雄たけびをあげながら、マミを次々に叩きのめしていく。
顔を殴り、平手うちし、手の甲で叩き、またアゴを殴り上げる。「てぇ!」「ふぇい!」「ふぉぅ!」
そのほむらの怒れる姿に、まどかはぎょっとして目を凝らしていた。
186Res/217.31 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。