過去ログ - マミ「もう何も怖かねぇ!」
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/28(木) 20:50:57.06 ID:UeGCjysI0
あの織莉子は、前回の時間軸での敗北に反省したのかどうかは知らないが、強力な仲間をつけることにしたらしい。
国会議員の娘だ。そのあたり軍事的方面にも通じる人脈があったのかもしれない。


見滝原の町の外れにある自衛隊駐屯地───は、ほむらが度々、魔女を倒すための武器を調達しているところだったが、
今は魔法少女たちにそこを占領されているらしい。


まどかもその場所に拉致されているに違いない。


「でも……まさか自衛隊基地に乗り込みに行くおつもりでは…?」

と、メモを隣で見ていた仁美が不安そうにきくと。

「いえ……まだよ」

ほむらは車のハンドルを握る。

そうとも。例えようやくまどかの拉致された場所が分かったとしても、手ぶらで突っ込んでいくのではダメだ。
その前にどうしても寄りたいところが、ほむらにはあった。

「では……どちらへ?」

仁美が聞き返した。

ほむらは困惑したような仁美の顔を見ると答えた。「買い物に行くのよ」紫色の瞳がまっすぐ仁美を見つめる。

しかしその答えは、仁美を余計に困惑に陥らせるだけだったらしい。

「買い物…ですか?」

不思議そうに首を傾げて、仁美は呟いた。


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