過去ログ - マミ「もう何も怖かねぇ!」
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79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/28(木) 20:57:14.48 ID:UeGCjysI0
開いた扉の先の壁一面に、軍放出品の銃火器がズラリと並んでいる壮観を、ほむらは目で眺める。

「まぁ…」その横で仁美も感嘆の息を漏らした。

その部屋に入り、ほむらはさっそく銃の回収に取りかかる。


Mossberg M500         散弾銃。
Valmet M78           アサルトライフル。
IMI desert Eagle        ハンドガンだ。ほむらのお気に入りである。
MINIMI M249          没収された武器をこれで再び入手した。
M67 手榴弾           手榴弾はほむらの対魔女戦の常用武器である。
M18 Claymore 対人地雷     地面に突き立ててスイッチ遠隔操作するタイプの地雷だ。
                そのスイッチの接触具合ももちろんチェック済みである。


全てを順番に仁美に手渡していく。仁美がカートに入れる。

次にほむらは、部屋の片隅に飾られたある重火器を取り出す。

「それは一体?」

仁美がそれが何か聞いた。

「ロケットランチャーよ」

ほむらは答え、四つの発射口のあるロケットランチャーを両手で抱え持つと、仁美に手渡した。

「これも」

ほむらはまだまだ武器を集める。「これも」「これを」次々と仁美に渡す。

「いって」

一式の武器を買い揃えると、ほむらが仁美に指示する。

マニュアル付きのロケットランチャーを、軍放出品で溢れんばかりになっている買い物カートの上に乗せ、
仁美はカートを引きずり、慎重に店の外へ持ち運んでいく。

店の外まで持ち運ぶと、仁美はカートの購入品をキャデラックの後部座席へ次々と放り込んでいく。


一方で、店内に残っていたほむらは、必要な品をおおむね揃えたにも関わらず、まだあっちの武器もこっちの武器も
手にとっては品定めしていた。


ついつい買い物に熱が入り、あらゆる銃火器に目移りしてしまったのである。
気に入った機関銃を見つけると、二丁も三丁も肩に掛けて持ち運ぼうとする。

そして、その行為に夢中になりすぎたばっかりに、ほむらは自分に犯した失態に気づけなかった。

「動くな!」

警備にやってきた見滝原の警官二人が、ほむらに銃をむけていた。「武器を静かに下ろせ!」


ほむらは唖然として固まっていることしかできない。


そして…。
見滝原中学二年生女子・暁美ほむらは、あっさりと逮捕されてしまった。



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